ロータリースピーチコンテストで信州大学の留学生が入賞

2015年11月13日、松本市のホテルブエナビスタにて、第26回留学生スピーチコンテストが行われました。

信州大学からは、書類選考を通過した8名の学生が本選のスピーチに望み、工学部理工学系研究科修士1年生のセレム ギデオン キプトーさんが1位に、工学部1年生のレ タン スインさんが3位に入賞しました。

セレム ギデオン キプトーさんは、日本人のおじぎという文化の素晴らしさについて話し「一番好きなおじぎは、子どもたちが横断歩道を渡るときに止まってくれた車に対してするおじぎです。」と聞きやすい日本語で、ユーモアを交えた素晴らしいスピーチをしてくれました。

また、レ タン スインさんは、「生まれたところは選べないが生き方は自分で選べる。昔はは故郷を離れたいと思っていたが、今は故郷を愛していると言いたい。」と、ふるさとへの愛を語り会場の感動を呼びました。

他の学生も、日本の高齢化社会の良さや、留学生生活を通して積極的な自分になれたこと、日本人の文化を通して日本人の考え方を知れるということ、心の安らぎが「平和」につながるということ、文化人類学は様々な分野で応用できるということ、ひとりひとりの正しい選択が無限の可能性につながるということなど、それぞれの主張をしっかりと伝える素晴らしいスピーチコンテストになりました。

スピーチをするセレム ギデオン キプトーさん
スピーチをするセレム ギデオン キプトーさん
信州大学から出場したみなさん
信州大学から出場したみなさん