繊維学部学部案内2018
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“繊維学部”でつないだ 卒業生のいま学生時代の研究の延長線上にある、将来の貴重なエネルギー確保のための取り組み。 将来の夢は、実際にいろんな分野の学びに触れて、知識を深めていくなかで見つかるものだと思っています。その点、繊維学部は理学、生物学、化学など研究領域が多岐にわたり、目標が見つけやすい環境でした。研究室では燃料電池について研究し、主に陽極を担当。学会発表にも参加し、企業に研究成果を認めていただける機会も豊富でした。 研究設備や教授など、トップクラスの研究ができていると実感していたため、そのまま大学院へ進み、培った知識を活かせる現在の職場に就職。学生時代の知見をフル活用しながら触媒材料の研究に携わっており、水から水素をつくる電気分解の際に使用する貴金属触媒の量をいかに減らすか、という課題に取り組んでいます。Q取り組んでいた研究内容は?研究室では主に貴金属触媒について学び、燃料電池に使われる白金(プラチナ)触媒の使用量をいかに削減するかを検討していました。Q繊維学部で学んでよかったことは?「繊維学部」という特徴的な学部名は、社会に出てから話のタネになります。就職活動の際にも興味を持っていただけました。Q心に残っている思い出は?仲の良い3人組で同じアパートに住んでいたことです。勉強家の友人に触発されて、学ぶ習慣や姿勢が身につきました。私の学生時代株式会社東芝研究開発センター 吉永 典裕さん化学・材料学科 卒業生 ※現在の学科名称に合わせています13

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