2018nyukou_ryugaku
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海外での安全対策単位の取得16信州大学 グローバル教育推進センター(GEC) 共通教育科目「国際教養A/B」は、海外の大学等での授業履修、演習などにより得られた多様な成果を適正かつ積極的に評価し、本学の単位として付与するための科目です。留学等により単位を取得しても信州大学で設置されている科目と単位互換ができない場合は一定の条件を満たすことにより、教養科目「国際教養A/B」の単位取得が可能です。※学部生が対象となります。※休学を伴う留学は対象外となります。単位の取得方法 海外活動の終了後1年以内に申請書、成績証明書などの必要書類を揃えて、「国際教養」副担当教員に提出し事前確認を受けた後、共通教育窓口に提出します。※詳細はシラバスやeALPSで確認してください。 このほかにも学部によって、海外での活動(ボランティアやインターンシップ)を単位として認める科目が設けられていることがあります。詳しい条件や申請方法は各学部にて確認してください。海外の大学で単位を取得する学部の専門科目の単位として認定単位取得信大の単位取得を伴う特定のプログラムに参加する学部の専門科目の単位として認定できない教養科目「国際教養A/B」に申請し単位として認定海外で単位取得を伴わないプログラムに参加する国際教養A/B(各2単位) 海外で、様々な勉強や国際交流をしたいという期待と希望に胸をふくらませている方も多いと思います。しかし一方で、日本と比べて多くの危険に遭遇する可能性があるということも忘れてはいけません。せっかくのすばらしい体験を、一つの事件、事故で台無しにしてしまわないよう、自己責任の意識を持って十分注意し、また被害にあってしまった場合も想定し、被害の程度を最小限にとどめるよう、海外旅行保険への加入や緊急連絡先を把握しておくことが必要です。 信州大学では、万が一、学生が海外留学中に事件・事故に巻き込まれた場合に備えて、学内の関連部門と連携した危機管理体制を構築しています。自分の身は自分で守る。リスク予防の基本です。各種届出●大学への届出・異動届(留学届・休学届)・海外渡航届 ※海外で大きな事件・事故があった際、大学が学生の安否を確認できるよう、留学に限らず海外に渡航する際には必ず海外渡航届を提出してください。提出先:各所属学部・研究科の学務担当窓口(教育、工学、農学、繊維学部の1年生は松本キャンパスの学生総合支援センターへ提出)●外務省への渡航登録現地情報の収集●外務省海外安全ホームページ ここでは国別の危険情報、感染症、安全対策、在外公館リストなどを確認することができます。また在留邦人向けの安全の手引きなども掲載されていますので、参考にしてください。海外旅行(留学)保険への加入 海外での医療費や移送費は非常に高額になることがあります。簡易な海外旅行保険では十分にカバーできないことが多いため、保険の適用範囲、限度額、受けられるサービスなどを十分検討のうえ加入しましょう。大学包括契約で割引率の高い保険も用意されています。 2017年6月には、特定非営利活動法人「海外留学生安全対策協議会」(JCSOS)の協力の下、グローバル教育推進センターが企画した学生の海外研修中に事故が発生したという想定で、危機管理対応シミュレーションを行いました。学長や担当理事も立ち会い、実際に事故が起きた場合にはどのような対応が必要になるか、実際の対応を模擬体験しました。シミュレーションの反省点なども踏まえ、危機管理対応マニュアルの見直しや安全管理体制の充実・強化を図り、学生の海外派遣をより安全に実施できるよう努めています。出発前の情報収集と準備海外留学危機管理体制海外での活動を信州大学の単位として取得する・3ヶ月以上の海外滞在:在留届 在留届は、旅券法により海外に3ヶ月以上滞在する場合に提出が義務付けられています。・3ヶ月未満の渡航:たびレジ 渡航期間中、緊急事態発生など安全に関わる情報をメールなどの方法により提供します。 また、海外で大規模な事故や災害などが発生した場合、必要な支援がスムーズに受けられます。(外務省海外安全ホームページはこちら)https://www.anzen.mofa.go.jp/(たびレジ・在留届けへの登録はこちら)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/危機管理対応シミュレーションの様子

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