2018nyukou_ryugaku
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12信州大学 グローバル教育推進センター(GEC) 信州大学を通さずに自分で計画し手配する留学のことを私費留学と呼んでいます。夏休み・春休みを利用していく短期間のものから、1学期以上の留学まで、留学期間や目的は様々です。情報収集や必要な手続きは自らの責任において行いますが、自分の勉強したい分野・目的・渡航先などを幅広い選択肢から自由に選べるのが魅力です。留学時期や期間によっては、本学を休学する必要がありますので、指導教員や学部に早めに相談のうえ、計画してください。私費留学自分で計画・手配する留学■スタディ・アブロード・ファウンデーション(SAF)の大学留学 信州大学が提携するスタディ・アブロード・ファウンデーション(SAF)は米国に本部を置く非営利教育機関です。英語圏6ヶ国(米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド)と非英語圏のヨーロッパ3カ国(フランス、ドイツ、スペイン)に約50校のネットワーク大学があり、学生はこれらの大学の中から希望に合った大学選び、学ぶことができます。申請は学生本人が直接SAFに出願します。プログラムには学部留学、語学留学、語学+学部留学、アカデミック・インターンシップ留学があります。電話やスカイプでの留学個別相談を実施しているので早めに準備を始めましょう。■短期海外ボランティア 信州大学が提携する国際教育交換協議会(CIEE)を通じて海外ボランティアプログラムに参加することができます。環境保護、社会福祉、教師アシスタントなど様々な分野のプログラムを夏休み・春休み期間中に1週間から体験でき、世界中から集まった学生とともにボランティア活動を行います。 教育学部4年 池いけだ田 翔かくや弥さん 2017年の春休みにベトナムでの児童福祉プログラムに参加しました。不安も多くありましたが、現地では周りの方々に支えられ乗り越えることができました。かけがえのない出会いもありました。私費留学の例SAFウェブサイト:http://japan.studyabroadfoundation.org/CIEEウェブサイト:https://www.cieej.or.jp/ 所属研究室の指導教員が交流を持つ海外の大学・研究機関に研究留学できる可能性があります。 自身の専門分野の海外研究機関に在籍して、研究現場で必要となる語学力とより高い専門性を身につけられる機会となりえます。関心のある方は所属学部・研究科にご相談ください。 ダブルディグリー(二重学位)は、大学・大学院の学生が所属校で修学期間中に海外の他大学に留学し所定のカリキュラムを修了することにより、母校の学位と留学先の学位を同時に取得できる制度です。本学総合理工学研究科は、フランス国立繊維工芸工業高等学院(ENSAIT)およびタイのメイファーラン大学(MFU)、スラナリ工科大学(SUT)との間で大学院修士課程対象のダブルディグリープログラムの実施協定を締結しています。※なお学位取得を目指す長期留学にあたっては、専門分野におけるある程度の知識と、授業・研究に対応できる十分な語学力を備えていることが求められますので、遅くとも、出発の1年~2年前から準備を始めることが必要となります。 海外の大学院に正規留学することを希望する場合、JASSO留学生交流支援制度(大学院学位取得型)を利用して留学することができる可能性があります。この制度は、日本学生支援機構(JASSO)による、修士または博士の学位取得を目指し海外の大学院に留学する学生等を対象とした給付型奨学金で、信州大学を通じて申請します。申請にあたっては様々な準備が必要となりますので、関心のある方は早めに所属学部・研究科およびグローバル教育推進センターにご相談ください。長 期長 期研究留学ダブルディグリープログラム海外留学支援制度による大学院学位取得型留学(修士・博士)※この制度に関する詳細な情報は、(独)日本学生支援機構のウェブサイトをご覧ください。  http://www.jasso.go.jp/体験者の声短期〜中期

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