H29_繊維学部_研究紹介
62/68

機械加工教育繊維教育繊維原料から糸をつくるための各種紡績機械、また糸から布をつくるための織機や編機などの様々な機械設備を利用して、学生や院生が繊維加工技術の実験・実習を行うとともに、新しい材料開発に関する実験・研究を行っています。また併設されている繊維試作開発センターには、糸や布の特性評価などを行うための各種試験機が設置されています。機械工作実習室と計測室において、機能機械学課程やバイオエンジニアリング課程での機械加工についての実験実習を行います。他系、課程からの依頼を受けて、実験装置の加工、製作を技術職員が行ないます。学生自身が実験装置の加工、製作、計測などを実際に行い、「ものづくり」を体験する場でもあります。繊維機械類工作機械類繊維と機械の加工技術を用いて実際にモノづくりを学ぶ繊維教育実験実習棟農場実験研究棟附属農場は、繊維原料・素材等に関する学術理論を技術化するとともに、フィールドサイエンスに関わる研究教育を通じて、豊かな人間性を有し、探究心旺盛で創造的な人材育成を行い、あわせて地域の振興に寄与することを目的としています。繊維関連動植物の栽培、育成及び保存に関すること、フィールドサイエンスに係る学生の教育、実習及び研究指導に関することに特に力点を置いて活動しています。(出典:農場HPより)フィールド科学実習では、ワタの栽培、羊の剪毛、養蚕実習、天蚕の収繭採卵を学び、サツマイモ植え付け、掘り取り、ジャガイモ収穫、ソバの播種の農場体験を繊維学部外部にも呼びかけ好評を博しています。教員免許講習、市内の高校生への講義等では教育支援活動を行い、農場の技術指導に関する連携事業を実施する等の貢献をしています。構内農場の農場実験研究棟桜の花が正面玄関をつつみこんでいます。ワタ栽培で弾けたコットンボール(左)と収穫した蚕の繭(右)研究から広がる未来お問い合わせ繊維学部附属農場には500ほどの桑品種があります。養蚕だけでなく、桑の実ジャム、桑の葉茶、その他の健康食品に利用しています。構内農場:長野県上田市常田3-15-1TEL0268-21-5555大室農場:長野県東御市和6788TEL・FAX0268-62-0090繊維素材の教育を通して創造的な人材育成を目指した活動を進めています附属農場60

元のページ  ../index.html#62

このブックを見る