H30入学者選抜要項
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― ― 39 (6)医学部保健学科 保健学科は,専門性の異なる看護学専攻,検査技術科学専攻,理学療法学専攻,作業療法学専攻で構成され,豊かな人間性,広い学問的視野と課題探究能力を身につけた高度な保健・医療の専門職者や保健学研究者を育成することで,保健学の教育・研究と保健・医療活動を発展させ,地域貢献を果たすことを目標にしています。このため,保健学科では,卒業時における学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に到達可能な入学者を受け入れることを目的として,次のような学生を求めています。 1.社会に対し積極的に関わり,”人”に深い関心と思いやりの心を持ち,保健・医療分野の専門職としての役割を果たそうとする明確な目的意識と高い倫理観を持っている 2.大学入学前の高等学校の課程等を能動的に幅広く学び,国語,地理歴史,公民,数学,理科,外国語で学習したことを身につけ,保健学科で専門分野を学んでゆくにあたって必要な基礎学力と論理的思考力がある 3.絶え間なく進歩する科学を保健・医療に適用していくための判断力・思考力・表現力の素養と国際的視野を持っている 本学科では,上記の素養を持つ学生を選抜するために,次のような入学試験を実施します。 【一般入試(前期日程)】 前期日程では,2と3に対して,大学入試センター試験で国語,地理歴史・公民,数学,理科,英語を課すとともに,個別学力検査では数学と英語を課します。 【一般入試(後期日程)】 後期日程では,2と3に対しては大学入試センター試験で国語,地理歴史・公民,数学,理科,英語を課すとともに,個別学力検査では1~3に対応して「面接」を課します。 【推薦入試Ⅰ(センター試験を課さない入試)】 推薦入試Ⅰでは,「面接」での本学科の教員との対話を通じて1~3を評価し,「調査書」等の提出書類の内容を総合して評価します。これに加えて,一部専攻では「小論文」によって1~3を評価します。 【推薦入試Ⅱ(センター試験を課す入試)】 推薦入試Ⅱでは,2と3に対しては大学入試センター試験で国語,地理歴史・公民,数学,理科,英語を課すとともに,「面接」での本学科の教員との対話を通じて1~3を評価し,提出書類の内容を総合して評価します。 【私費外国人留学生入試】 私費外国人留学生入試では,日本語での大学教育を受けられる日本語能力と,2に相当する素養を身につけているかどうかを判断するために日本留学試験と英語の外部試験を課しています。また1~3に対応した評価を行うために「小論文」と「面接」を課し,提出書類の内容を総合して評価します。 【社会人入試】 社会人入試では,「面接」での本学科の教員との対話を通じて1~3を評価し,提出書類の内容を総合して評価します。 【第3年次編入学入試】(略) 《保健学科に入学するまでに学んできてほしいこと》 保健・医療領域における専門職者の役割は,拡大し,多様化してきました。保健・医療専門職者には,人間の命の尊さを真摯に理解し,人を思いやる心をもち,幅広い基礎知識と応用力,たゆみない探究心により,社会に対しても積極的に関わり役割を果たそうとする意欲を持つことが求められます。 このため,保健学科に入学するまでに高等学校等において次のような学力を身につけていることが望まれます。また,高等学校等での特別活動や課外活動を通じて,自主的,協調的な態度や思いやりの心と社会的倫理観を養っておくことが強く望まれます。 国語 基礎的な読解力・表現力・コミュニケーション能力・論理的思考力 地理歴史 公民 刻々と変化していく社会情勢に対応していくための基礎知識と応用力 数学 数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A,数学Bの知識と論理的思考方法 理科 物理,化学,生物の基礎的な知識と科学的に探究する姿勢 英語 基礎的な読解力・表現力・コミュニケーション能力・論理的思考力

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