理学部案内2017-2018(全ページ)20170713
27/40

Course of Biology○進化遺伝学分野浅見崇比呂 ASAMI TAKAHIRO内臓の左右が逆の生物が一般に進化しないのはなぜでしょう。異なる祖先から進化した生物が交雑すると何が起こるでしょう。鏡像の種が進化した巻貝を使って研究をしています。○進化生態学分野市野隆雄 ITINO TAKAO動物の生態や行動はどのようにして進化してきたのでしょう。 動物同士や植物と動物の種間相互作用による進化についてアリやチョウを材料に研究しています。○植物分子生理学分野久保浩義 KUBO HIROYOSHIモデル植物であるシロイヌナズナを用いて、遺伝学や分子生物学の手法により、植物の二次代謝や形態形成に関する遺伝子の機能を調べています。○分子生態学分野高田啓介 TAKATA KEISUKE産卵行動でオスがダンスすることで知られるトゲウオの系統進化や、絶滅が心配されているシナイモツゴの生態を、DNAなどの遺伝子情報を用いて明らかにしようとしています。○生殖生物学分野柴田直樹 SHIBATA NAOKIメダカを用いて脊椎動物の性分化および生殖器官形成のメカニズムや性ステロイドの役割を、人為的な性転換過程や突然変異体の解析から研究しています。○植物生態学分野高橋耕一 TAKAHASHI KOICHI植物生態学の研究を行っています。とくに森林の更新動態、樹木の更新戦略、気象条件が樹木の成長におよぼす影響の解明などが中心的な研究課題です。○系統進化学分野東城幸治 TOJO KOJI動物の系統進化と多様性に関する研究をしています。とくに、著しく多様な体制をもつ昆虫類を対象に、その起源・系統、および基本体制やその変遷プロセスの理解を目指しています。○共生分子生物学分野髙梨功次郎 TAKANASHI KOJIRO(山岳科学研究所)植物が有する自己解毒機構の解明を目指して、代謝産物がいつ、どこで、どのように、生産されて貯蔵されるのかを調べています。26FACULTY OF SCIENCE

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る