planthenext2016-2018
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21Method 4航空機システム共同研究講座を中核とした教育プログラムの充実長野県航空機産業振興ビジョンの取組等への貢献、及び飯田・下伊那地域等が指定されているアジア No.1 航空宇宙産業クラスター形成特区で期待される航空機産業から求められる高度専門人材を育成するため、2017 年 4 月に開設する「航空機システム共同研究講座」をはじめとする教育プログラムの充実を図ります。Method 5信州大学航空宇宙システム研究センターを中核とした航空宇宙分野に関する研究・開発の高度化 信州大学航空宇宙システム研究センターの充実を図り、裾野の広い航空宇宙関連分野の研究・開発に全学的に取組みます。さらに、他大学や研究機関、産業界との連携協力を進め、我が国が必要とする航空宇宙関連分野の研究・開発の高度化を推進します。【航空宇宙に関する目標】航空宇宙関連分野における高度専門人材の育成と航空宇宙システム研究センターを中核とした研究・開発の推進2016年10月に発足した航空宇宙システム研究センター(SURCAS)の「テイクオフ!シンポジウム」には、関係自治体や企業、学生等約 130 名が参加しました。「航空機システム共同研究講座」と連携して教育・研究を推進します。当研究センターでは、主に航空機の装備品に関連する研究・開発を行います。「補助燃料タンクシステム」は、飛行距離をのばすためにオプションとして装備されます。 2016 年 3月 20日に第 1 号機が、能代市で打ち上げに成功。諏訪圏 6市町村による地方創生資金により、人材育成を目的に技術開発を進め、毎年打ち上げる予定です。Method 4・5SUWA 小型ロケット 1 号機発射の瞬間Method 5研究・開発内容の一例 「補助燃料タンクシステム」PLAN the N・E・X・T 2016-2018 変更点のお知らせ ◎研究/産学官・社会連携担当 中村宗一郎理事に以下のMethodを追加しました。 Method  民間との共同運営による医工連携拠点の形成 医療機器開発の促進を目的に、県内民間企業と共同で運営する研究拠点を県内に設置します。また、研究拠点に県内公的病院等の積極的な参入を呼びかけ、開発した試作品を臨床試験に移すなどして、産学官一体の医工連携拠点の活動により地域活性化に貢献します。(関連中期計画:8-2)◎病院/保健管理担当 本田孝行理事に以下のMethodを追加しました。 Method  長野県の医療構想の作成とそれを支える信州大学の役割の明確化 長野県内の基幹病院の機能と役割を明確化し、さらにこれらの病院の相互連携が円滑に推進されるような医療構図を提示します。またこれらの病院へ、信州大学から専門的知識と技能を有する医療人を派遣し、病院の機能強化を図ることで、地域住民の健康維持に貢献します。(関連中期計画:14-1)Method  災害時医療に焦点を当てた医学教育の充実 信州大学地域防災減災センターの活動の一環として、信州の地形から予測される災害に対する医療活動を体系的に教育します。また、mobile ICU car などを用いた実習体験などを介して、災害時医療への関心を高め、専門医の育成に繋がるカリキュラムを編成します。(関連中期計画:13-1)Method 4・5信州大学 航空宇宙システム研究センターテイクオフ!シンポジウム2016

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