第4回 信州大学見本市 知の森総合展2017 出展シーズ抄録集
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神経難病の病態解明と治療法開発へ向けた大きな一歩神経変性疾患モデルマーモセットに認められた様々な病理像我々は、神経変性疾患の一つである脊髄小脳変性症に特徴的な症状や脳病変を再現した遺伝子改変モデルマーモセット系統の作出に世界に先駆けて成功しました。齧歯類よりもヒトに近い霊長類の疾患モデル動物が作出できたことは、新たな治療法の開発にむけた大きな前進です。本モデルマーモセットを用いることで、今後、世界中の研究機関において脊髄小脳変性症をはじめとする神経変性疾患のさらなる病態解明や根本的な治療法の開発が進むことが期待されます。写真2出展者信州大学農学部応用生殖科学研究室、信州大学バイオメディカル研究所TEL: 0265-77-1404, E-mail: tomioka@shinshu-u.ac.jp信州大学農学部応用生殖科学研究室神経変性疾患モデル霊長類の作出ライフサイエンス3ライフサイエンス7575

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