第4回 信州大学見本市 知の森総合展2017 出展シーズ抄録集
75/102

素粒子物理の放射線測定技術の先端応用高エネルギー物理学研究室では、超小型光検出器MPPCを用いた医療、環境用の放射線測定デバイスの研究開発を行っている。ガンの早期発見には高い位置分解能が不可欠であり、これまでに1mmの位置分解能が実現できることを示した。しかし位置分解能と検出効率はトレードオフであり、これを改善するのがCompton-PET装置の提案を行っている。ポケットに入るサイズのポータブル放射線測定器は、線量だけでなく、どの放射線源からどれだけの放射線が出ているかといったエネルギースペクトルを得ることが可能である。出展者理学部物理科学科高エネルギー物理学研究室e-mail : tohru@shinshu-u.ac.jp理学部理学科高エネルギー物理学研究室ポータブル放射線検出器Compton-PET装置ライフサイエンス1ライフサイエンス7373

元のページ  ../index.html#75

このブックを見る