第4回 信州大学見本市 知の森総合展2017 出展シーズ抄録集
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松くい虫被害の広域・精密計測感染木を1本単位で把握被害の最前線を⾒える化⻑野県内では松くい⾍被害が拡⼤し、深刻化している。⽬視による森林調査のみで被害の全容を把握するのは困難であり、被害把握ができなければ有効な対策を⾏うことができない。本技術は、衛星画像と航空レーザを⽤いることで、森林調査を⾏わずに松くい⾍被害⽊を1本単位で最近枯れた感染⽊(⻩緑)、少し古い枯死⽊(茶)、ほとんど葉の落ちた枯損⽊(⿊茶)に分けることができ、迅速な被害対応が可能となる。JAXAから先進光学衛星の林業分野での利⽤技術として受託した。写真2⽵中悠輝・トウソウキュウ・加藤正⼈山岳科学研究所森林計測学研究室Tel: 0265-77-1642 Mail: mkatoh@shinshu-u.ac.jp森林計測学研究室林⼩班単位で被害⽊本数を集計感染木本数感染木材積(㎥)1本単位で樹冠区分感染木の自動抽出拡大する松くい虫被害環境・食品・農業21環境・食品・農業6868

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