2017環境報告書
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5605働きやすい・学びやすい環境づくり■ 大学内の保育園(信州大学おひさま保育園)  による保育環境の整備おひさま保育園は、乳幼児定員90名で、本学に勤務する教職員の仕事と育児の調和(ワーク・ライフ・バランス)をサポートしています。快適な保育施設の下、生後8週から受け入れ、認可保育園では難しい年度途中の未満児の受入にも柔軟に対応し、早期職場復帰希望者へも対応しています。■ 大学入試センター試験実施日における  一時保育例年、土・日曜日に実施される大学入試センター試験においては、子育てしながら業務を担当する教職員の支援として、松本キャンパスと長野(教育)キャンパスにおいて生後2ヶ月から小学校6年生までの子どもを対象に一時保育を実施しています。利用した教職員からは、安心して業務に従事できるとの声が寄せられています。■ 研究補助者制度による研究活動の支援研究者が、出産・子育てまたは介護などで研究を中断しないよう、研究補助者を配置する制度を実施しています。研究補助者にはできるだけ本学の学生を起用し、将来のキャリアパスにつながるよう配慮しています。支援を受けた研究者は、研究時間を確保し、仕事と家庭の両立を図っています。また、研究補助者となった学生にとっても研究者の仕事を身近に見聞し、補助業務を経験することによって、自らのキャリア形成にも役立っています。平成28年5月27日(金)、松本キャンパス旭会館3階大会議室において、「女性リーダー研修」を開催しました。この研修は、4月1日に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下、「女活法」)が施行され、本学が女活法に基づく一般事業主行動計画の目標として「女性教職員の管理職比率を10%以上にする」と掲げていることを踏まえ、女性だからこそ発揮できるリーダーシップの実践スキルを体験的に習得し、リーダーとして自分自身の成長と共に、部下の主体性を育むための個々の成長支援、組織全体の成熟に貢献できる人材を育成することを目的として実施されました。講師には、一般社団法人日本経営協会の野村麻記子氏をお迎えし、30~40代の女性主査・主任16名が参加し、コミュニケーションスキルやコーチングスキル習得のためのグループワークなどが行われました。またお昼には先輩職員を交えてのランチミーティングが行われ、和やかな雰囲気の中で意見交換が行われました。 男女共同参画の取り組み女性事務系主査・主任を対象とした「女性リーダー研修」を開催信州大学は、男女共同参画社会の実現に努めることを社会的責務として、「信州大学男女共同参画行動計画」の下、多様な人材が育ち活躍できる環境づくりに向けて積極的に取り組んでいます。グループワークの様子

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