2017環境報告書
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28伊那キャンパス農学部環境学生委員会は、地域の方との交流の中で、信州の豊かな自然を大切にする環境マインドの育成や環境活動を行っています。公式Twitterでは、より多くの方に活動を知ってもらい、身近に感じてもらえるよう、日々の活動等を発信しています。信州大学農学部環境学生委員会Twitter:「@iso_ina」■ グリーンカーテン窓から注ぐ夏の暑い日差しを遮るため、図書館と生協食堂の窓際につる性植物を植え、グリーンカーテンを設置しました。今年度は数種のゴーヤ、朝顔、パッションフルーツ等を選び、成長を楽しみながら日々の管理や追肥を行いました。■ 全国水環境マップへの協力国土交通省では、平成16年から毎年、世界環境デー(6月5日)に最も近い日曜日を中心に、「身近な水環境の全国一斉調査」を市民団体と国土交通省が協働して行い、その結果を元に分かりやすいマップを作成する活動が行われています。農学部では、一級河川である天竜川の水質調査を行いました。伊那谷は天竜川の恵みを授かっているのでその水がきれいでよかったです。今回のことをきっかけに水を大切に使うことの重要性が広まればと思いました。  ■ 夏の信大Earth Café環境学生委員会が主催する環境に配慮した事柄を学習し実践する講座である「夏の信大Earth Café」を開催しました。6月6日(月)には、夏の涼を感じる浴衣の着付け講座を開催し、学生委員の講師から、浴衣の絵柄の種類や歴史について学習後、各自好きな浴衣を選び着付けを行いました。6月20日(月)には、枯渇資源を原料としない蜜蝋キャンドルを作り、電気の代わりに灯して過ごす講座を開催しました。学生委員が講師となり蜜蝋に関する講義後、各自キャンドルを作製しました。キャンドルは、溶けた蜜蝋に灯芯を浸けて、冷ましては浸けていくディッピングという、完成までに時間を要する製法を選び、参加者とゆったりとした時間の共有を図りました。2講座を通じて、夏は電力に頼らずとも、快適に過ごせることを学びました。蜜蝋キャンドルに対する理解も深めることができ、非常に有意義なものになったと思います。

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