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航空宇宙システム研究 センター航空宇宙システム研究センターは信州大学が保有する“精密・電子・情報・材料科学”などの要素技術を結集して、航空機装備品システムの研究開発と小型ロケット開発を通して人材育成と地域産業の活性化に貢献することを目指しています。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの関連研究機関や地域企業と連携し、将来的には、航空宇宙分野の国内外の拠点の一つとなることを目指します。信州発「えのきヨーグルト」誕生「信州発えのきヨーグルト」は、信州大学(工学部物質化学科)と長野市が行う「ながのブランド郷土食」人材育成プログラムから誕生し、以来、長野県内の量販店を中心に人気商品として定着(長野県農協直販㈱食品部)してきました。また、ANA国際線機内食で提供されました。信州の特産物である「えのきたけ」から抽出された「えのきたけ抽出エキス」、信州産生乳を使用した、『信州産』にこだわった機能性ヨーグルトです。えのきたけ抽出エキスは、国立がん研究センターとJA長野厚生連北信総合病院の共同研究により、免疫機能の増強作用が確認されています。Topics工芸デザイン製図Ⅱ建築学科の3年次必修科目「工芸デザイン製図Ⅱ」では、歴史的建造物が数多くのこり、歴史的景観が維持されている地域にて、民家や街区にふさわしい家具やストリートファニチャのデザインを検討し、提案します。まず、現地調査や地元住民とのディスカッションを通じて地域特性を把握し、各々がデザインのコンセプトを立案します。続いて、スケッチや図面、模型を用いて、機能性、強度、美しさなど様々な観点から実現可能性を含めて検討し、教員とのディスカッションを通じてまとめます。最終的には講評会にて、各作品の完成度や可能性について議論します。用・強・美を併せ持ち、地域に根ざしたデザインを提案できる人材の育成をめざします。情報通信実験電子情報システム工学科「通信システムプログラム」の3年次科目の1つである「情報通信実験」。ネットワーク機器を用いたハードウェア実験やソフトウェアによるシミュレーション実験を行います。実験を通して情報通信技術の知識を身につけると共に、問題解決能力や論理的な思考力などを養います。 工学部 Faculty of engineering1年次2年次3年次4年次大学院【 4年間の流れ 】工学部では1年次に幅広く教養科目・基礎科目を学んだあと、2年次もしくは3年次に各教育プログラムを選択します。それぞれの専門分野の理解を深め、4年次の卒業研究に進みます。(※学科によりプログラム選択時期は異なります)例:機械システム工学科特色ある授業紹介共通教育1年次は松本キャンパスで教養科目と基礎科目を学びます。幅広い人文・社会科学の教養ならびに国際的なコミュニュケーション能力を身につける教育を行います。教養科目、外国語、機械システム工学ゼミナール、微分積分学、力学、一般化学など共通教育外国語、線形代数学など1年生対象専門科目1年次より実習、実験などのアクティブラーニングを多く取り入れ、主体的・能動的に学習に取り組む姿勢を身につけます。ものづくりプロジェクト、機械設計製図、数学演習、材料力学、機構学、工業力学など専門科目機械加工実習、エンジニアリングスキル実習、プログラミング基礎演習、機械創造プロジェクト、機械システム工学実験、機械力学、流体力学、熱力学、制御工学、工業材料学、工業技術英語、メカトロニクスなどエンジニア リング科目必修化されているエンジニアリング科目では他学科の講義を通して、専門分野だけでなく、工学全体を見渡す視点を養います。物質化学概論、電子情報システム概論、水環境・土木工学概論、建築・デザイン概論など卒業研究配属された研究室で学生ごとにテーマを与えられ、指導教員のもとで課題に取り組みます。年度末には卒業研究発表会を実施します。プログラム科目機械システムでは3つの教育プログラムが用意されています。【環境機械プログラム】安全で環境負荷を低減するための新しい機械材料の開発を目指します計算固体力学、機械構造振動学、材料強度学など【機械物理プログラム】機械工学分野において見られる複雑な物理現象の解明を目指します伝熱工学、熱流体数値計算法、環境シミュレーション工学など【精密知能機械プログラム】人や社会をサポートする精密知能機械の開発を目指しますロボット工学、人工知能理論、知的計測工学などSHINSHU UNIVERSITY34

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