2017ryugaku_K
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NepalFranceNepal20信州大学 グローバル教育推進センター(GEC)フランスFrance◦留学の動機、留学先を選んだ理由は何ですか? 学部1年次に教養科目としてフランス語を履修、2年次より趣味としてフランス語講座に参加するようになり、フランス語圏の国に留学することに興味を持ちました。その折、フランス語講座の講師よりENSAITとのダブルディグリープログラムの案内があり、参加を決意しました。◦留学前にどのような準備をしましたか? 留学先の定める英語力の基準を満たすこと。同時にフランス語力の強化です。フランス語講師指導の下、ENSAITへの留学申請、奨学金の取得のためプレゼンテーション(英語・フランス語)の練習も行いました。留学直前には大使館主催の、留学に当たっての注意事項・アドバイスの講座にも参加しました。◦留学体験を将来どのように活かしていきたいと考えていますか? 文化の違う国で生活するのは、想像以上に不安が付きまといます。その際に多くの学生が助けてくれました。私も同じように日本に留学に来た学生を一人でも多く助けたいと思います。また留学を考えている日本人学生の相談にも積極的に乗りたいです。 社会に出たら様々なストレスがかかるでしょうが、それに負けない精神をこの留学体験から得られたと思います。◦留学を考えている方にアドバイスをお願いします。 講義内容は繊維学部とほぼ同様でしたが、実験実習とグループワークが多いのと、実験内容の発表の際は、日本に比べ多くのディスカッションがなされるためコミュニケーションが大変でした。 語学力に自信を持てずに留学をすると、時間を無駄にすることになります。実際私は、はじめの半年はただ座っているような状態で焦りを感じました。目的があるなら、休学をしてでも学習言語を用いた授業をしている語学学校に通ったほうがよいと私は思います。理工学系研究科繊維・感性工学専攻修士課程1年 片かた山やま 杏きょう子こさん(留学期間)2014年9月1日 〜2016年8月31日ダブルディグリープログラムENSAITフランス国立繊維工芸工業高等学院短期海外研修プログラム農業・食糧分野における国際協力で活躍できるグローバル人材の育成留学時◦留学の動機、留学先を選んだ理由は何ですか? ネパールは後発開発途上国に分類され、人口の多くが自給的な農業を営んでいます。最近、社会の変化や、JICAやNGOなどの支援が進み、今まさに開発が進んでいる国と言えます。私は今現在も開発が続き、農業以外でも変化を見ることができる国に行ってみたいと考えていました。このネパール研修はまさに、私の希望を叶えるものでした。◦留学前にどのような準備をしましたか? ネパールでは英語を話すことが多いと聞いたので、農学部で開かれている“English salon”に参加しました。そこでは農学部に滞在する留学生と会話ができ、生きた英語に触れることができました。また、担当教員の方から挨拶などの基本的なネパール語を学びました。 他には、研修先の基本情報や自身の興味のある分野を、書籍やインターネットを用いて情報収集しました。ネパールの情勢や農業、治安、訪問する都市の情報、特産品などを調べていきました。◦留学先ではどのようなことを学び、体験しましたか? ネパール国内の農業ももちろん学びましたが、驚いたことはやはり、現地の暮らしを体験したことでした。カトマンズの、人口が多く首都らしい喧騒の中で過ごす一日と、標高2400メートルにあるマルファ村の雄大な自然に囲まれ、地元の方と話した一日はどちらも違う魅力があり、また訪れたいと感じました。 ネパールでは計画停電や上下水道、生活水の放流、舗装されていない道、人口の流出など抱える問題も多くあります。特に農業に関して言えば、日本が歩んできた歴史と似たような問題点もあります。発展途上のネパールだからこそ学べる部分もあり、世界の広さや支援の必要性などを感じました。(留学期間)2016年8月30日 〜2016年9月11日農学部 食料生産科学科3年 三み野の 敦あつ大ひろさん留学時ネパール

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