工学部 研究紹介2018
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「困った」を「良かった」に変える「知的財産」泥⼟、泥⽔の効率処理マルチドレーン真空脱⽔装置水環境・土木工学科教授梅崎健夫宇部工業(株)錦城護謨(株)×共同研究生み出された成果の特長水を多く含む泥土からの脱水を簡易な設備を用いて効率的に行うもの。ドレーンと架台・泥槽・真空ポンプ・エアコンプレッサで構成され、運搬が容易で山間部でも使えます。テーマ:処理操作・作業の効率化テーマ:製造プロセスの改善湖沼の水質改善、堆積土砂の浚渫に貢献垂直ブリッジマン法による⼤⼝径サファイア単結晶電子情報システム工学科特任教授干川圭吾不二越機械工業(株)NELクリスタル(株)イムテック(株)カイシン工業(株)生み出された成果の特長高機能・大口径サファイア単結晶の製造技術で、従来2インチであったサファイア単結晶のサイズを4インチに大型化し、高品質を実現した。照明用白色LEDの高性能化、低価格化を推進テーマ:新規材料開発の相談⾃動⾞⽤超⾼強度鋼板機械システム工学科元教授杉本公一(株)神戸製鋼生み出された成果の特長強度を保ちながらも、加工性に優れており、軽量化可能な鋼板を開発した。自動車用高強度鋼板として自動車メーカーが採用テーマ:地域課題(高齢化・温暖化)の解決技術で守る信州の伝統の味「市⽥柿」物質化学科特任教授松澤恒友長野県農村工業研究所生み出された成果の特長高品質な「市田柿」の省力化安定システムを開発し、天日干しによる加工期間と比べて1/5に短縮することに成功し、生産量拡大と品質の安定化に貢献した。JAみなみ信州において事業化されている。事業化され、信州の伝統の味を守ることに貢献まだまだ多くの相談事例があります。お困りの⽅、ぜひ⼀度ご連絡ください。【お問い合わせ先】TEL026-269-5686(信州⼤学⼯学部産学官連携室)×共同研究×共同研究×共同開発<信州⼤学⼯学部における過去の事例紹介>知的財産室地域や⺠間の企業・団体の皆様へ144

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