Shinshu University Social Responsibility Report 2016-2017
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SHINSHU UNIVERSITY SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2016−201719語学、情報、歴史など様々な教養を身につけ、それらの活用能力を培うことができるカリキュラムを提供します。また、研究を通してこれまで分からなかったことの解明やできなかったものの創造を行い、次世代の教養を構築します。Literacy1ファイバー工学分野のリーダー養成、リーディング大学院リーディング大学院「ファイバールネッサンスを先導するグローバルリーダーの養成プログラム」は、繊維・ファイバーに関する幅広い分野を学び、かつ英語力、実践力、人間力を養う濃密なカリキュラムが組まれています。その中では、材料から商品まで豊富な知識と経験を短期間で習得できるコースワークや実習、海外インターンシップ、先端研究を広く知る研究室ローテーション、リーダーシップを養うグループ活動など、様々な教育プログラムが実施されています。また、これまでに福井大学、熊本大学、九州大学、立命館大学、英国・リーズ大学、オーストリア・ウィーン天然資源大学、タイ・チュラロンコン大学、韓国・全北大学の大学院生と多数のワークショップを実施しており、学生同士が刺激し合うことにより、グローバルリーダーとしての資質を磨いています。2社会ニーズにこたえ、学生本位の視点に立った教育課程の再編・強化ミッションの再定義を踏まえ、社会や地域のニーズにこたえるための全学的な学部・研究科の改組を行い、本学の強みを活かした次代の人材育成を推進しています。育成する人材像に基づいた体系的な教育プログラムを整備し、学生が進路希望に応じて効果的に学修できるようにするとともに、学科等横断の教育プログラムや他学部と連携した教育プログラムにより、専門分野に加え関連分野の幅広い理解を促します。3新入生向け「教養ゼミナール」の充実全ての新入生のコミュニケーション能力や問題解決能力などを高めるため「教養ゼミナール」の必修化を進めています。教養ゼミナールは、全学部生混合で行われる能動的な学習科目です。多くの事例研究を行うことで、自分の知識と社会との関係を理解する機会を提供し、また、討論やプレゼンテーション等を積極的に取り入れ、物事の多面的な理解と深い洞察力を養います。4多彩な生涯学習事業で学びの機会を提供市民開放授業では、学生のために開講している通常の授業を開放し、学生と一緒に学ぶことを希望される市民の方々を受講生として募集しています。年間約800講座を開放し、約200名の方が受講されています。出前講座では、教育機関や生涯学習機関等からのお申込みを受けて、本学の教員が県内各地に赴いて講座を行っています。年間約300講座をご用意しており、約10,000名の方が受講されています。5「高等教育コンソーシアム信州」で相互連携信州大学を含む長野県内の9大学は、加盟大学の個性を活かしながら、単位互換や遠隔授業を行うほか、各大学の教員を講師とした市民セミナーやシンポジウムなども開催しています。夏には「9大学合同学生キャンプ」や、留学生と日本人学生が参加する合宿「global night」を開催し、加盟大学の学生間の交流の場になっています。また、2014年から、長野県とも連携し、長野県で学ぶ魅力をアピールする事業を行っています。6企業人や政策担当者を講師にした「産業論特論」経法学部では、毎年、テーマを設定し、中央省庁や民間企業等の有識者を招き、直接、講話いただく「産業論特論」を市民にも公開する形で開講しています。2016年は「地方創生・地方活性化」をテーマに、長野県知事・中小企業庁長官・財務省主計局長等の有識者8名から国・地方・金融・大学等の果たしている役割や支援状況についてご講義いただき、学生や一般聴講者を合わせて約2,400名が熱心に耳を傾けました。また、八十二銀行との協力・連携の下、2016年9月から長野県内企業において、経営者を対象とした「次世代経営者セミナー」を開講しました。全学的な学部・研究科の改組教養ゼミナールでの学生プレゼンテーション県内9大学で連携して作成した冊子「親子で語ろう地元進学」学生と一緒に講義を受ける市民の方々阿部守一長野県知事に「信州創生を目指して」をテーマにご講義いただきました。海外招へい講師を囲んでの座談会理学部農学部総合理医工学研究科(D)H27’H28’H30’(構想中)教育学部総合理工学研究科(M)教育学研究科経法学部工学部繊維学部高度教職実践専攻(P):改組:新設

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