Shinshu University Social Responsibility Report 2016-2017
14/28

SHINSHU UNIVERSITY SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2016−201713未来を支える人材の第一の条件は人や社会に対する優しさであり、気品高く、穏やかに、落ち着いて物事を考えることができる人材を育成します。また、大学内外の様々な人が優しく触れ合うことができる安全で安心なキャンパスづくりを目指します。Gentle1学生生活全般に係るあらゆる相談への対応学生相談センターは、各学部の学生相談室や総合健康安全センターなどと連携しながら、学生が抱える生活上のあらゆる相談に対応するセンターです。全学教育機構(1年次生)の学生相談室としての役割も担っており、新学期には先輩学生によるなんでも相談コーナーも設置されます。2015年4月には、学生相談センター内に「障害学生支援室」を設置し、入学予定や在学中の障害のある学生に対する支援を行っています。4授業料免除や奨学金の利用を推進信州大学では、経済的支援を目的とした授業料免除と成績優秀学生に対する授業料免除を行っています。奨学金は日本学生支援機構、地方自治体、民間育英団体等による奨学制度があります。いずれの奨学金も人物・学業に優れ経済的理由により修学が困難である学生に対して貸与又は給付されます。また、みなさまからご寄附いただいた「知の森基金」(➡P26)をもとに「知の森基金奨学金」を新設し、学生への給付を行っています。5食生活を応援「生協の学食パス」各キャンパスの学生食堂には、電子マネーを利用した食生活支援システム「学食パス」があります。これは、保護者の方が学生にしっかり食事をとってほしいという思いを込め仕送りしたお金が全額食費として使用される仕組みになっており、実際に学食パスを利用する学生は、利用しない学生よりも小鉢1品分多く食事をしています。また小銭不要の会計により、昼食時の混雑緩和にも貢献しています。2学生一人ひとりにあわせたキャリア形成の支援キャリア教育・サポートセンターを中心に学生が日常生活において常に目的意識を持ち、将来に向かって自立していくための学びの環境構築、課外活動や就職活動等の支援を行っています。将来や働くことを考えるイベント、就職ガイダンス、学内合同企業説明会の開催をはじめ、求人情報等の提供や、専門の相談員を各キャンパスに配置して個別相談も実施しています。3ICカードで授業出欠管理や非常時の安否確認も2014年からICカードを利用した授業出席確認システムを導入しました。学生の授業出席の状況を一元的に把握することにより、問題を抱えて欠席しがちな学生の早期の発見・対応が可能となります。また、災害時の安否確認手段として避難先での認証に用いることも可能となりました。2016年5月に、1年生を対象に行った防災訓練では、本システムを利用して、1130名の学生の安否を約15分で確認することができました。スタッフが皆さんと一緒に考え、学生生活をより充実できるようお手伝いします。気軽に相談に来てください。全学教育機構での防災訓練(端末で学生証のIC情報を読み取ります)■2015年度授業料免除状況県内外80社の企業が参加した学内合同企業説明会「キックオフ」in松本キャンパス1年次生を対象とした1dayインターンシップ。工場や自治体を見学し、仕事や働くことを考える機会に。区分前期分(人)後期分(人)申請者1,5251,667全額免除者682605半額免除者580742免除者合計1,2621,347

元のページ 

page 14

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です