大学概要2016|信州大学
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06 信州大学は優れた社会的課題解決能力を持つ人間力と豊かな人間性を備え、社会で指導的役割を果たす人材の育成を教育の中軸としており、その資質・能力のひとつに「環境マインド」を掲げ、学士課程のディプロマ・ポリシーに定めています。 平成13年度に工学部が国公立大学で初めてISO14001の認証を取得して以来、大学を挙げてエコキャンパスづくりに取り組み、平成22年には全学でISO14001の認証を取得、多くの環境基礎力・実践力を修得した人材を輩出してきました。この「環境教育」は、まさに自然環境の豊かな信州ならではの特色ある教育カリキュラムのひとつです。 環境活動の大きな特色は学生が中心になって考え、学内外の生活でPDCAサイクルを繰り返しながら成長することです。環境ISO学生委員会が自発的に組織され、積極的に環境マネジメントシステムを実行・推進しています。 また、平成20年度からは経営大学院を中心に「グリーンMOT(技術経営)教育プログラム」を導入、院生を対象とした技術系環境人材の育成も行っています。さらに平成20年度から環境教育海外研修を毎年開催し、学生が国外の環境活動を多様な視点で捉え、学び、交流を行うなど、環境という世界共通のキーワードを通しての社会イノベーションの輪が広がっています。世界視点で、本物の環境マインドを学ぶ特色1:環境マインドの育成

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