大学概要2016|信州大学
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11 炭素元素の豊富な結合状態を活用した新形態ナノカーボンの生成とその構造解析、新規物性の解明を行います。また、ナノカーボンの合成の高度化と環境負荷の軽減、物性を精緻に制御したナノカーボンの合成を行い、in-situ分析を含む高度な評価技術を確立します。基礎科学研究部門 遠藤守信特別特任教授のナノカーボン研究の実績、世界的な研究者ネットワークをもとに、卓越した研究者を招へいし、世界レベルの炭素研究を推進します。COIを含む事業展開を図るとともに、産学および大学間連携を促進し、優れた研究人材や研究設備の集約を図ります。遠藤特別研究室 ナノカーボン研究のために集約された先端設備を活用し、産業支援、共同研究を行います。文部科学省の委託事業により、民間企業等に本学設備の共用推進するとともに、共同研究型支援を実施することにより、地域を含む産業支援と研究連携の推進を図ります。共用・プラット事業・ナノテクプラットフォーム研究部門 ナノカーボンと金属材料や樹脂、ゴム等の各種素材を複合させることにより、伝導性、軽量性、強度に優れる機能性複合材料を創製します。また、ナノカーボンおよびその複合材料のエネルギーデバイス、エレクトロニクスおよび生体材料等への新規応用技術を開発します。応用材料工学研究部門ナノカーボンの最先端の研究~地域企業支援から国産業のコアとなる素材開拓まで~ 21世紀炭素イノベーションの創出に向けて、国産業のコアコンピュタンスとなりうる新技術や素材開拓を進めるとともに、ナノカーボン分野の世界トップレベルの研究を行い、環境・エネルギー、バイオ・医療、ICTなどの広範な分野に寄与することを目指します。カーボン科学研究所環境・エネルギー材料科学研究所国際ファイバー工学研究所山岳科学研究所バイオメディカル研究所先鋭領域融合研究群部門紹介カーボン科学研究所先鋭領域融合研究群 ①

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