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15信州大学グローバル教育推進センター主催の「信州大学国際交流会」が、2016年11月26日に学士会館で開催されました。国際交流会は「グローバル」という観点から信州大学と国際交流同窓会、各学部の同窓会などを有機的に結合させる場を設け、大学全体としてのグローバルネットワークを構築する第一歩を踏み出し、本学並びに本学同窓生のグローバルな交流活動促進に資することを目的として開催され、卒業生、大学関係者や在学生など17カ国から約170名が参加しました。第1部は、本学卒業生のフリーアナウンサー井里美さんの司会により進行され、濱田州博学長からの挨拶に始まり、田中清副学長から本学の国際交流の現状紹介、続いて、世界で活躍する本学卒業生のモンゴル国前鉱業大臣レンツェンドー・ジグジット氏と、(株)Wakka Japan代表取締役 出口友洋氏から、在学時や卒業後の体験談などを交え、グローバルな交流活動についてご講演をいただきました。途中で、ジグジット氏からは、サプライズで絵画のプレゼントもあり、会場は徐々に盛り上がっていきました。第1部の締めくくりとして、「世界につながる信大グローバルネットワーク」をテーマに、本学卒業生、修了生である河北医科大学 崔 慧先 学長(中国)、プトラ・マレーシア大学ミスロン・ノルヒシャム教授(マレーシア)、経営コンサルタント ル・コック・ユイさん(ベトナム)、 出口友洋さんと、本学から濱田州博 学長、田中 清副学長がパネラーとなり、シンポジウムが開催されました。それぞれの立場から信州大学とのネットワーク構築についての実体験や構想について述べられ、参加者からも活発に意見が出されるなど、終始和やかな雰囲気の中で第1部は終了となりました。第2部の懇親会は、本学卒業生のフリーアナウンサー官 琳さんの司会により進行され、平野吉直理事の乾杯で第1部に引き続き和やかに始まり、交流の深まる中、長野県青年国際交流機構の樋口敦子会長や、松本留学生応援ファミリーの会の小森愼一前会長などの関係団体の方からご挨拶をいただき、国際交流同窓会の永井政渡会長からは国際交流同窓会の紹介などがありました。また、海外にいる元留学生からのビデオメッセージが披露され、続いて長野(工学)キャンパスに在学中の留学生11人による自国の民族衣装ファッションショーでは会場全体が大いに盛り上がリ、德井丞次副学長の締めの挨拶で、惜しまれつつ幕を閉じました。今回初の開催となりました国際交流会は、国籍、年齢、職業などを超えて、参加者同士での交流が活発に行われ、国際交流会の目的であるグローバルネットワーク構築の発端となることへの期待が高まりました。学士会館で「信州大学国際交流会」が開催されました懇親会の様子長野(工学)キャンパスに在学中の留学生11人による自国の民族衣装ファッションショーの様子会場の様子出口友洋氏による講演の様子

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