信州大学留学ガイド2016
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ietnamBelgium16信州大学 グローバル教育推進センター(GEC)ベトナム Vietnam◦留学の際、どこに滞在しましたか?(ホームステイ、ホテル、寮など)また、その滞在先の印象や感想を教えてください。 大学の寮に滞在しました。寮は、現地学生や他の留学生がともに暮らしており、部屋はシャワー、トイレ付の3人部屋でした。食事は学食で食べ、洗濯は校内のランドリーでお願いしていました。衛生面での不便は多少ありましたが、暮らしはいたって快適で、隣室のブルネイからの留学生と互いの文化を教え合ったり、課題を手伝ってもらったり、他愛もないことを遅くまで話したりと楽しく過ごしていました。◦留学先ではどのようなことを学び、体験しましたか? プログラム内容にあるビジネス英語やインターンシップの他、現地学生とともに様々な課外活動に参加しました。ハノイ市街観光や、ハロン湾観光、Japan Culture Day(日本文化祭)、Vovinam(ベトナム国技)体験などがあります。ボビナムは、二週間ほど毎日練習に参加し、Closing Ceremonyでは他の学生と一緒に演武の発表をしました。英語の授業も日本のものとは違い話す機会が多く、また、課外活動でも現地学生と話すので、研修前より英語を話すことへの抵抗感がなくなり、英語でのプレゼンテーションにも挑戦できるようになりました。◦留学先で苦労したこと、大変だったことは何ですか? 現地では、現地学生と協力してイベントを行いましたが、語学の壁は高く、相手の要望を理解するのも、自分の意見を言うのも難しかったため、日本語だったら5分で終わりそうな話に1時間もかかったこともありました。しかし、担当学生が、私が理解できるまでとことん付き合ってくれたため、互いに納得いく話し合いができ、無事にイベントが終わったときは、苦労した分、大きな達成感を味わうことができました。◦留学の動機、留学先を選んだ理由は何ですか? 留学の動機は、ダイバーシティに飛び込み異文化社会の中で新しい経験がしたかったからです。ベルギーはEUの本部もあり、欧州における人種のるつぼです。カトリック大学ルーヴェン(以下KUL)では、留学生用のプログラムと修士の科目は英語で学習できます。世界中から留学生が集まる闊達な風土であれば、留学する甲斐もあると思っていました。◦留学先ではどのようなことを学び、体験しましたか? 当初は経済学に絞って勉強するつもりでしたが、語学力やカリキュラムの難易度など、思うようにはいかないこともありました。しかし、幅広く興味のあるものを学べばいいと途中で気持ちを切り替えました。Political ScienceのHuman Computer Interaction(HCI)という科目で、インターフェースのデザインを理論とエンピリカルの二つのアプローチから学んだり、今注目されているInternet of Things(IoT)についても勉強しました。人文系のFlemish Artではフランダースの各地の美術館を訪ね、講義では歴史と関連付けて絵画(有名なところだとRubensやVan Eyck、Brugelなど)を分析しました。◦留学を通して身についたことは何ですが? 一番はコミュニケーション力だと思います。とにかくよく友達と喋っていたと思います。お互いの文化や歴史、恋愛観などを語り合ったり、後期にパーティーやイベントなどの社交場に積極的に顔も出していたので、そういった場でも鍛えられました。今はスペイン語を独学で勉強しています。◦留学を考えている方にアドバイスをお願いします。 世界は広いです。時間のある大学生のうちに、いろいろなものを見て聴いて触って刺激を受ける経験をすることは大事であると思います。是非チャレンジしてみてください。Belgium工学部 物質工学科3年 廣ひろ瀬せ 睦むつみさん経済学部 経済学科4年 東あずま 拓たく見みさん(留学期間)2015年2月26日 〜3月22日短期海外研修プログラムベトナムFTP大学ビジネス英語及びインターンシッププログラム交換留学カトリック大学ルーヴェンベルギー(留学期間)2014年9月8日 〜2015年7月1日留学時留学時

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