工学部案内2017|信州大学
38/60

機械を自由自在に動かす技術、制御工学を専攻している私には夢があります。それは、自分が研究・開発した技術やものを世界中の様々な人に使ってもらうこと。そのためにも、誇りを持って自分が開発したと言える技術を生み出していきたいと思っています。自分が開発した技術を世界の人々に。機械システム工学科 林 晴貴(京都府出身)機械システム工学科 大沼 真実(新潟県出身)世界で活躍できる自動車のエンジニアになりたいと考え、様々な大学を調べていました。その中で、信州大学工学部のオープンキャンパスに参加し、国際交流へ重点をおく学部の姿勢や学習目標が明確なカリキュラムの存在を知り、ここでなら自分のやりたいことができると感じ、入学を決めました。世界で活躍するための大学選択。MessagesfromStudentsカリキュラム1年次生から機械工学に関する幅広い専門知識を着実に修得できるよう、アクティブ・ラーニングを積極的に取り入れた実践的なカリキュラムを展開しています。4年次生は、機械システム工学科で行われている様々な研究からテーマを選んで卒業研究に取り組みます。1年次(主な科目)□ 機械システム工学ゼミナール□ ものづくりプロジェクト□ 機械設計製図□ 数学演習□ 材料力学□ 機構学□ 工業力学2年次(主な科目)□ 機械加工実習□ エンジニアリングスキル実習□ プログラミング基礎演習□ 機械力学 □ 流体力学□ 熱力学 □ 制御工学□ 工業材料学などなどなど3年次(主な科目)□ 技術者倫理□ 機械創造プロジェクト□ 機械システム工学実験□ 工業技術英語□ メカトロニクス□ 計算固体力学□ 熱流体数値計算法□ 人工知能理論4年次(主な科目)大学院□ 卒業研究□ 先鋭研究特別講義□ 材料強度学□ 環境シミュレーション工学□ 知的計測工学□ 修士課程□ 博士課程教育の特徴231ものづくりの原点を担う学問、それが機械工学です。機械工学の多種多様な分野にわたり、基礎から応用まできちんと学ぶことのできる教育を展開しています。「環境機械プログラム」、「機械物理プログラム」、「精密知能機械プログラム」、3つの教育プログラムを通して、問題解決能力と論理的な思考力を養うことができます。機械工学はあらゆる産業・工業の基盤です。卒業後は、自動車・輸送機器、機械・重工業、エレクトロニクス、素材・エネルギーなど、ものづくりを中心とした幅広い分野において、オールラウンドな機械系エンジニアとして活躍できます。機械工学を基礎とし、物理現象の解明を通じて革新的な機械の創成を目指す研究活動を推進しています。環境調和型社会の実現を目的とした高度な新技術の創出の実践を通じ、研究の方法を学ぶとともに、自由な発想と柔軟な創造力を養うことができます。38など

元のページ 

page 38

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です