工学部案内2017|信州大学
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子供の頃からジオラマを見るのが好き、それが、土木分野への興味を持ったきっかけです。自然豊かな長野だからこそ、自然と共生する独自の視点や技術を身につけられると考え、入学。様々な考えを持った学生が集まる環境の中、時には議論を交わし、お互いに切磋琢磨し学びを高め合っています。長野だからこそ、学べることがある。土木工学科 石見 佳苗(奈良県出身)土木工学科 宇井 堅太郎(愛知県出身)僕が学んでいる道路やトンネルは、現代生活においては当たり前のものですが、人間が暮らしていく中でなくてはならない大切なライフラインです。たとえ地味でも、そのライフラインを守り、人々の暮らしを考え、街の発展に貢献できる仕事をしていきたい。そのための力を信州で養っています。街を守り、発展させる学問として。MessagesfromStudentsカリキュラム1年次から広い視野で基礎知識を習得し、2~3年次には水環境・土木工学の専門知識と基礎技術をしっかり学び、4年次には、ラボでの卒業研究を通じて、知識を総合的に活用する能力、工学問題の分析・解決する研究能力を養います。4年一貫教育カリキュラムを提供します。1年次(主な科目)□ 水環境・土木工学基礎□ 水環境・土木工学ゼミナール□ 微分積分学□ 線形代数学□ 力学□ 地学概論□ 一般化学2年次(主な科目)□ 水環境化学 □ 水資源工学□ 地下水工学 □ 水環境分析□ 基礎水理学 □ 土の力学□ 構造力学□ 地域の分析と計画□ 空間情報学などなどなど3年次(主な科目)□ 水資源分離膜技術□ 水処理工学 □ 水保全工学□ 環境エネルギー工学□ 防災システム論□ 橋梁工学 □ 交通計画□ 景観分析論□ 水環境・土木実験4年次(主な科目)大学院□ 卒業研究□ 環境生態学□ 建設構造物設計製図□ 修士課程□ 博士課程教育の特徴231全ての生命の源となる水資源の健全循環システムの構築を目指す「水環境」と、道路・橋梁・トンネル・発電所・鉄道・ダムなど社会基盤の整備・維持を管理する「土木」という2つのプログラムを設置し、防災・減災技術につなげていく独自な教育を展開します。卒業後は、インフラ整備、防災・減災技術、環境保全、まちづくり、海外支援などを担うエンジニアとして活躍するとともに、国や自治体の公務員として、社会基盤整備に取り組む等の道が開きます。文部科学省と科学技術振興機構の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」の中核拠点として選定されたアクア・イノベーション拠点など信州大学の先鋭領域と繋がった他にはない学びを実現します。34など

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