工学部研究紹介2017|信州大学
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画像処理により、まちの景観を分析・評価し、地域・都市の計画づくりに活かす人工衛星データを活用して、土地利用の変化を分析し、将来の予測を行い、地域・都市の計画づくりに活かす藤居研究室研究から広がる未来卒業後の未来像近年、自然環境の保全や持続可能な社会が求められており、環境に配慮した地域社会の構築が必要とされています。藤居研究室では、地方都市や中山間地域における計画論、地域環境および流域環境の分析・評価、社会開発に対する計画・手法などに関する研究を行います。研究内容は大きく次の3つの分野に分けられます。1.都市計画・農村計画に関する分野2.景観分析および評価に関する分野3.環境計画・環境評価に関する分野土地利用計画やマスタープラン等に係わる土地利用および地域環境、生活環境の時空間的変容の分析評価を行い、将来計画への反映を図ります。都市景観や農村景観の評価を通じて景観計画、景観保全を考えます。さらに、都市における景域変化をとくに緑地の配置から評価します。多くの卒業生が公務員(専門職)として、また、コンサルタント(都市計画、環境計画分野)会社やJRで活躍しています。藤居良夫准教授京都大学および同大学院修了後、島根大学を経て、現在に至る。地域の環境を分析してまちづくりを考えます⽔環境・⼟⽊⼯学科81

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