工学部研究紹介2017|信州大学
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青年期は、悩みや苦しみの多い年代です。心の中が曇ったり、雨や雪が降ったり、嵐の日もあるでしょう。一人で向き合うには荷が重すぎると感じることや、悩みが複雑すぎてどこから手をつけてよいのかわからず、途方に暮れるときもあるでしょう・・・そんな時一人で解決しなければいけないと思っていませんか?一人で悩んでいても行き詰ってしまう場合もあります。そのようなとき、カウンセリングをご利用ください。話をしながら自分の悩みや考えを一緒にまとめ、解決策を考えていきましょう。心理検査工学部保健室カウンセリングルーム研究支援部門学⽣相談⼯学部メンタルヘルスケアセンター例えばこんな相談をしてください1.学業・進路について・学校に足が向かない。・学習意欲がわかず、勉強に身が入らない。2.学生生活について・対人関係(友人・恋人・先輩・後輩など)の悩み。・家庭や下宿でのトラブル。・退学・休学を考えている。3.心理的な悩みについて・よく不安を感じる。・寂しい(孤独感)・目的がなく無気力だ。・イライラする。・自分の性格や能力について悩んでいる。その他、どんな些細なことでもかまいませんのでご相談ください。山﨑勇助教2010年より現職。研究分野は学生相談、臨床心理学。お気軽にご利⽤ください。【先生の学問へのきっかけ】高校での進路選択の際に、それまでの勉強に関心が持てず、将来何をしたいのかよく分らなかったというのが正直なところです。さらに当時の私は大学で学ぶというイメージが明確ではなく、あまり不安を抱かずに「何となく面白そうだから」という直観で臨床心理学を選んでしまいました。今となって考えてみると、この直観には自分自身の価値観や問題意識など、臨床心理学でいうところの「無意識」的な背景があったように思われます。少なくともカウンセラーとして働いている今では、興味の持てない学問を学ぶよりは正しい選択だったと考えています。136

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