教育学部案内2016-2017|信州大学
11/40

地理学の中でも地形学を専門にしています。地形学は地球表面に形成される凸凹を研究する学問ですが、その形成過程は災害の発生と深く関わります。そのため、そこに住む人々との関わりも重視して取り組んでいく必要があります。地形の形成から過去に発生した災害の履歴を検証し、今後発生する災害を推測するだけでなく、被害を軽減するための対策も検討していきます。小中学校における地図を用いた防災教育もその一環です。まち歩きや地図の作成を通じて地域や地形の特徴を理解することが、防災対策へとつながります。これから大学に進もうとする皆さんにお伝えしたいこと、それは、大学に合格することがゴールではなく、そこに入って何をするか、いかに充実した時間を過ごして将来に繋げるのか、ということです。皆さんの成長のために、私たちは多くの準備をして待っています。ともに頑張り、充実した生活を送っていきましょう。廣内 大助 教授(社会科教育)教育哲学を研究しています。例えば、次のような問いについて考えています。「教育とは何か」「学ぶとはどのようなことか」「教える者の役割とは」「より善く生きるとはどのようなことか」。よい教師になることを目指すにあたって、一度教育を哲学してみることをおすすめします。前述したような問いに向き合うことを通して、皆さんひとりひとりが将来教師として生きていくうえでの指針や励ましに出会えることを願っています。高柳 充利 准教授(現代教育)複素空間形内の部分多様体論の研究を行っています。最近は、一般次元とは異なる特徴的な結果が多く現れる2次元複素空間の超曲面について、第二基本量に着目した分類問題に取組んでいます。よく「数学の勉強が何の役に立つのだろう」という声も耳にします。しかし、数学は様々な学問の基礎であり、高校までの数学・算数の内容が「なぜそうなるのか」という仕組みの部分は、背景にある専門的な理論を深く学ぶことにより理解が深まります。大学での4年間の学びを終えて教員になった時、それぞれの学生の中に、数学の学力と、子どもに伝えたい何かが培われているような指導を目指しています。昆 万佑子 准教授(数学教育)国内外のプロのオーケストラと共演し、宗教曲や第九のソリストを務めるとともに、ドイツリートや日本歌曲を歌うコンサート活動をしています。 その一方で、歌声の可視化を試みるなど、自然で無理のない発声法の研究に取り組んでいます。自分の「声」で「表現」できる、また歌うことの「楽しさ」を伝えられる音楽科教員の育成を目指して、惜しみないサポートをしていきます。池田 京子 教授(音楽教育)10

元のページ 

page 11

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です