理工系学部研究紹介2016|信州大学
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太陽エネルギー利⽤技術及び関連材料の研究ミョータンテイMyoThanHtay助教ヤンゴン工科大学卒信州大院工学博士研究分野:・化合物系半導体材料の作製と応用・透明導電材料の作製及び応用・太陽エネルギー利用技術環境にやさしい新材料の探索として、酸化亜鉛(ZnO)ナノ結晶の研究を行っている環境にやさしい作製プロセスの研究も行っている写真サイズ高さ4.35cm×幅7.5cm配置位置横11.4cm、縦8.15cm本研究室で開発した超音波噴霧熱分解装置本研究室で開発した太陽集光加熱装置本研究室で開発したナノ材料の様々な構造電気電⼦⼯学科Myo研究室研究から広がる未来卒業後の未来像環境Environmental⼯学部神研究室資源の有効利⽤で⾷料⽣産と環境低負荷を達成する〜フードリソースリサイクリング〜農学部環境Environmental研究から広がる未来卒業後の未来像橋本教授とともに半永久的に存在する太陽エネルギーの有効活用技術の発展につながる基礎研究を行っております。特に、太陽の光を集めて得られる高密度なエネルギーの活用する技術を開発し、環境調和材料の創成に応用する研究を行っています。太陽エネルギーを積極的に活用することによって持続可能な社会の構築に貢献できます。環境調和材料の創成及び応用範囲を開拓することで、環境負荷の軽減につなげます。激変する時代に対抗できる普遍的な科学技術を追求することで、よりよい未来を築けます。太陽エネルギーの活用技術を理解することで学生自身の成長を促進し、卒業後は、自然環境に順応できる技術者として世界で活躍できる可能性へつながります。神研究室では、農産および食品バイオマスを飼料原料として再利用するための技術開発を目指しています。現在は、長野県の特産物であるリンゴ、キノコおよび牛乳を一括りにした生産体系を作るために、リンゴジュース粕からキノコ培地を作り、キノコ廃培地から牛用飼料を作るための分野横断的研究を行っています。また、養鶏場からの窒素排出量を減少させ得る給餌プログラムおよび排泄物処理方法の開発を、海外の大学と共同で研究しています。私たちは、環境になるべく負荷をかけないように飼料を生産するために、農産業や食品工業から排出される廃棄物から飼料原料を作りだそうとしています。また飼料の最終形である畜糞を環境負荷の少ない方法で土壌に返すための方法を考えています。全ての研究テーマは実用化を念頭に置いていますので、企業との共同研究を積極的に展開しています。また環境低負荷は世界的な課題でもありますので、畜産由来の環境負荷物質の排出を減少させる目的で、海外の大学とも共同研究を行っています。未利用資源の飼料化や食資源循環に関する研究を通じて、飼料加工、家畜飼育、栄養素分析等に関する実践的な技術が身につき、また環境に対する意識も向上します。卒業後は牧場、食品・飼料会社等で活躍できる人材になります。神勝紀教授香川大学農学部助手を経て1992年2月より信州大学農学部。環境低負荷畜産を達成するために、未利用資源の飼料化や食資源循環に関する研究を分野横断的に行っている。リンゴジュース粕を培地原料として育ったキノコ(特許取得)とその廃培地から作成した牛用発酵飼料インドネシア・ジャンビ大学との共同研究(養鶏場からの窒素排出低減に関する研究)農学⽣命科学科動物資源⽣命科学コース25

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