環境報告書2015|信州大学
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 農学部手良沢山演習林から伐りだされたヒノキの間伐材を利用し、信州環境フェアや伊那市環境展、エコプロダクツの中で、マイ箸作りのワークショップを出展しました。マイ箸作りの始めには、間伐の必要性についてオリジナルの紙芝居を使って説明し、その後に、治具を利用して参加者自身で箸を作ります。間伐することの大切さや自分で箸をつくることの達成感、モノを大切にする気持ちが、このマイ箸づくりを通して参加者に伝わればと思います。■引き継ぎ合宿 10月12日(日)、13日(月・祝日)の2日間、手良沢山演習林宿舎を会場に、農学部環境ISO学生委員会の引き継ぎ合宿を行いました。3年生の矢崎委員長を中心に学生委員会の1年間に行った活動報告があり、その後、佐々木新委員長を中心に、2年生でこれからどのような活動を行うか、実施計画が立てられました。学生委員会の活動期間は約1年間で、休みの期間を除けば、もっと短い期間での活動になります。限られた日数の中で、楽しく、かつ真面目に学び、充実した学生委員会を運営していきたいと思います。■みんなのほんだな みんなのほんだなは、農学部図書館にご協力をいただき、学部内の方々が所有する「自分は使わない本」を他の人に有効利用してもらうことを目的とした本棚です。様々な方が利用されるので、バリエーションに富んだ本が並べられています。また、この活動によるリサイクルにより、重要な本のリユースが促進されます。■ISO学生委員会が選んだ!今月の環境関連図書 平成26年度2月から農学部図書館と連携して環境関連図書の紹介コーナーを設置しました。環境ISO学生委員が毎月3冊ずつ環境関連図書を選び、紹介文を添えて展示します。学生が環境関連図書を読むきっかけになればと思います。■環境関連施設の見学 2月18日(水)に、(有)八幡屋プロダクツの牟礼工場へ見学に行って来ました。牟礼工場では、室賀社長と北村工場長から七味唐辛子の生産工程や施設について説明していただきました。工場で行っている省電力化、廃棄物の処理の工夫、更には地元産唐辛子の利用による地元の畑の活用や荒地化防止対策など、様々な環境への配慮を知ることができました。■ウォームビズ この冬も、生協農学部店生協食堂にて、ウォームビズ企画「体の中から温めるウォームビズ」を実施しました。農学部の松島憲一准教授の監修のもと、同准教授が共同研究等で関係のある企業にご協力いただき、信大オリジナルブレンドのウォームビズ用七味唐辛子や産学官連携で開発した唐辛子調味料等を、料理品に自由にかけて食べることにより、体の中から温めてもらおうという、おいしく楽しいウォームビズを提案するものです。また今冬は、この企画から生まれた(株)八幡屋礒五郎「冬の信州七味」が、東急ハンズ長野店と生協農学部店で限定発売され、より多くの人にウォームビズを意識していただくことができました。伊那キャンパス24

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