信州大学USRレポート2014-2015
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附属図書館(中央図書館)の再開発 2014年5月、松本キャンパスの中央図書館の第一期耐震・機能改修工事が完了し、リニューアルオープンしました。 今回の第一期工事では、書棚間の通路を車椅子でもゆったり通れる広さへ拡張、信州大学所蔵の貴重な資料の専用スペースの整備、窓際にカウンター席を整備し学生の学習スペースの更なる充実を行いました。 さらに2015年春に完了する予定の第二期工事では、対話学習のためのグループ学習室の提供や研修会・ガイダンスのできるセミナー室の整備などを行います。第一期・第二期工事により、更に機能的な学習空間へと生まれ変わります。授業料免除や奨学金の利用を推進 信州大学では、経済的支援を目的とした授業料免除と成績優秀学生に対する授業料免除を行っています。 奨学金は日本学生支援機構、地方自治体、民間育英団体等による奨学制度があります。いずれの奨学金も人物・学業に優れ経済的理由により修学が困難である学生に対して貸与又は給付されます。 また、みなさまからご寄附いただいた「知の森基金」をもとに「知の森基金奨学金」を新設し、学生への給付を行っています。学生一人ひとりにあわせた就職活動の支援 キャリアサポートセンターを中心に、各キャンパスにも専門のカウンセラーを配置して個別相談を行っています。 就職ガイダンス、合同企業(官公庁)説明会、求人情報の提供などの就職活動の支援はもとより、学生のみなさまが日常生活において常に目的意識を持ち、将来に向かって自立していくための各種支援を行っています。快適なキャンパスづくり信州大学生協・学生食堂 各キャンパスの学生食堂には、食堂だけで使える電子マネーを利用した、仕送りが無駄にならない食生活支援システムがあります。 また、2013年、松本キャンパスあづみホール1Fに、信州大学生協「松本購買部・書籍部」がリニューアルオープンしました。 改装されたショップは、専門書と一般書をまとめて置いたことで機能面でも充実。サービスカウンターの前にはラウンジも新設されました。ICカードで授業出席確認管理や非常時の安否確認も ICカードを利用した授業出席確認システムを導入しました。学生の授業出席の状況を一元的に把握することにより、問題を抱えている欠席しがちな学生の早期の発見・対応が可能となります。また、災害時の安否確認手段として避難先での認証に用いることも可能となりました。ICカードと読取機学生食堂(あづみホール)生協 購買部ラウンジサービスカウンター書籍部(上)再開発により多彩な学習研究に対応する図書館(イメージ)、(下)第一期工事終了後の館内の様子区分前期分後期分申請者数1,6011,706全額免除者数338421半額免除者数968959免除者合計1,3061,380食生活サポートシステム「学食パス」ICTを活用した安全・安心な街づくりでの地域連携 信州大学は2002年に塩尻市に連携研究室を設置し、以後ICTを活用した安全・安心な街づくりに関する研究を行っています。その成果として、市内全域に600台以上の災害に強い無線中継機からなるネットワーク網を構築するとともに、このネットワーク網を用いて ・児童・高齢者の見守りシステム ・ 土砂災害や河川災害から市民を護るセンサーネットワークシステム等のシステムを実現しています。 また、この成果を元に平成24・25年度に総務省のICT街づくり推進事業「センサーネットワークによる減災情報提供事業」に採択されました。災害時に機能するエリアワンセグ放送・公共情報コモンズ平成26年度 授業料免除状況卒業生進路状況(学部)2014年5月1日現在① 建設業 2.05%② 製造業 12.12%③ 情報通信業 2.91%④ 卸売業、小売業 2.86%⑤ 金融業、保険業 2.91 %⑥ 学術研究、 専門・技術サービス 2.10%⑦ 教育、学習支援業 11.03%⑧ 医療、福祉 7.02%⑨ 公務 8.26%⑩ その他 5.58%振込データ「学食」●松本2食堂●工学部食堂●教育学部食堂●農学部食堂●繊維学部食堂交通系ICカード振込額をチャージPC・スマホで確認マイページ・残金・利用履歴学生保護者信大生協大学院等進学30.41%就職56.84%臨床研修医4.01%その他8.74%①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩食事22SHINSHU UNIVERSITY SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2014−2015学生・保護者のみなさまへ(1)

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