信州大学USRレポート2014-2015
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学生・保護者のみなさまへ(1)平成26年度入学式人間力向上を重視した共通教育 いろいろな学問領域に能動的に触れることを通してコミュニケーション能力や問題解決能力などの人間力を高める教養ゼミナール、初年次の学修に必要な基礎力を育成する「大学生基礎力ゼミ」、地方公共団体・地域企業等との授業、課題実践授業などを実施するとともに、信州大学の学生としてのアイデンティティを醸成するための正課内・正課外活動を行っています。また、全学的な環境マインド教育を行っています。信州大学が目指す教養教育 全学教育機構では、グローバル化時代に不可欠な英語で日本の文化と歴史を海外へ発信でき、加えて、深い哲学的思考による総合的判断力と専門外の分野への深い知識を有する人材を育成するとともに、地域貢献の中核を担う人材の育成を目指します。国内外へのインターンシッププログラムを実施 「信州大学・小諸市産学官連携協議会」における産業人材育成事業の一貫として、2013年から、企業の海外事業所においてインターンシップを実施しています。2014年は10名の学生がベトナムに派遣され、事業所での実習、産業の振興や新都市開発の現状に関する講義などの総合学習を行いました。費用の一部は、協議会から援助をいただき、グローバルな視野を持ち、海外でも活躍できる人材の育成を図っています。 このほか、キャリアサポートセンターでは、インターンシップセミナーの開催や情報提供を行い、多くの学生がインターンシップに参加できるよう支援を行っています。大学間連携での新しい教育研究体制 信州大学、福井大学、京都工芸繊維大学の「繊維系大学連合」構築の取組みが2012年に文部科学省の大学間連携共同教育推進事業に採択され、2013年には各大学の修士課程に“繊維・ファイバー工学コース”が設置されました。 三大学が連携して、座学だけではなく、グループワークや英語での講義などの実践的な講義を実施しています。 こうした活動を通して、将来の繊維分野を担う研究者・技術者を育成していきます。環境マインドを現場で体験するゼミの様子軽井沢で行われた繊維系合同研修におけるグループワークの様子大学院総合工学系研究科に置かれている大学院人材育成センターでは、インターンシップやビジネススキル教育などを通じ、キャリアパス形成を力強くサポートします。大学院人材育成センターのしくみ2014年9月信州スカイパークにおいて、信州大学マラソン2014が行われました。企業インターンシップ支援連携相談連携指導教員大学院担当事務修士課程まで含めた6年一貫教育各学部1年次2年次3年次4年次M1M2世界水準の教養教育プログラム大学院室センター分室支援教員担当事務支援相談各キャンパス学生大学院人材育成センター全学教育機構共通教育新カリキュラムのグローバル化・外国語での日本の文化と歴史の表現・深い哲学的思考による総合的判断力・専門外の分野への深い知識高年次教養教育学部教育においては3年次、6年一貫大学院においては4年次で行う21SHINSHU UNIVERSITY SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2014−2015

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