信州大学USRレポート2014-2015
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社会のみなさまへ(1)『本当の「社会や企業が評価する就職力」が育つ大学ランキング』企業が評価する大学ランキングの独創性部門で1位 日経HRは2014年6月、上場企業433社からの回答を元に、企業が評価する大学ランキングを発表しました。 信州大学の総合ランキングは33位、国立大学では17位と健闘。側面別の部門ランキングにおいては「知力・学力」部門で21位、「独創性」部門でなんと1位です。さらに、大学の取り組みランキングの「地域の産業・文化に貢献している」の項目でも得票率1位の高い評価を受けました。「独創性」の設問内訳は、「個性がある」と「想像力がある」の2つ。特に「個性」では最高ポイントを獲得しました。信州の未来を担う人材育成講座「地域戦略プロフェッショナルゼミ」地域対話ワークショップ「カケザントーク」信州の代表的な地域課題である「中山間地域の未来」「芸術・文化の未来」環境共生の 未来」をテーマとして取り上げ、その解決を自律・自走して推進できる人材育成のための糸口を探りました。写真は伊那会場の様子。ソルガムの圃場「資源作物を活用した中山間地域の新しいコミュニティモデルの創造」 イネ科の穀物であるソルガムを使って、中山間地域の放棄された耕作地を活用して、農業、バイオマス発電、食品加工、地域の雇用創出等を複合させた中山間地域の新しい地域循環モデルの可能性を研究しています。日経HR独創性部門の紙面ソルガムを使った地域循環図信州を未来へつなぐ、人材育成と課題解決拠点「信州アカデミア」 信州大学は、2013年に大学COC(=Center of Community)事業「地(知)の拠点整備事業」に採択されました。本事業は、文部科学省が、「自治体を中心に地域社会と連携して地域コミュニティの中核的存在を目指す大学」を選定・支援するもので、2014年までに全国で77大学が選定されています。 本学のCOC事業では、地域に潜在する様々な課題を解決できる人材の育成を目指しており、本学学生の教育はもとより、地域の人材の育成を行います。 2014年からは、地域人材の育成プログラムとして「地域戦略プロフェッショナルゼミ」を「中山間地域」、「芸術・文化」、「環境共生」をテーマに開講しています。本コース修了後は、地域の実践家として、また、本学の学生や地域の人材を育成する地域講師としての活躍が期待されます。3年連続で、大学の地域貢献度ランキング総合1位 日本経済新聞社 産業地域研究所が毎年実施している「全国大学の地域貢献度調査」(2014年は全国747の国公私立大学対象)において、信州大学は、2012年、2013年に続きランキング総合1位となりました。同調査での3年連続首位獲得は初の快挙です。日経グローカル特集記事の紙面医学部附属病院DMAT(災害派遣医療チーム)13SHINSHU UNIVERSITY SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2014−2015

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