ミッションの再定義に基づく教育研究の高度化・機能強化|信州大学
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37設置目的等明治43年、信州大学繊維学部の母体である上田蚕糸専門学校は、高等なる学理の研究と、必要な技術の実習とによって、優秀な蚕糸業者を育成し、蚕糸業の発達発展をはかることを目的に設立され、昭和19年、上田繊維専門学校に改称された。昭和20年、信州大学農学部の母体である長野県立農林専門学校は、広く知識を授けるとともに深く農林業に関する専門の学芸を教授研究し知的道徳的及び応用的能力を展開させることを目的に設置された。昭和24年、学制改革により信州大学農学部、繊維学部が設置された。昭和39年、繊維学の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究めた高度の研究指導者養成を目的に大学院繊維学研究科修士課程が設置された。昭和47年、農林業並びに関連産業に関する高度の専門知識と技術を修得した研究者及び専門技術者の養成を目的に農学研究科修士課程が設置された。平成3年、岐阜大学、静岡大学及び信州大学からなる岐阜大学大学院連合農学研究科博士課程が設置され、構成校となった。平成3年、各専攻分野における研究能力または高度の専門性を有する研究者・技術者に必要な能力を養い、さらに社会の多様なニーズに応じて広い視野から物事を考察できる人材を養成することを目的に工学研究科と繊維学研究科を融合し工学系研究科博士課程が設置された。平成17年、基礎科学と応用科学が有機的に関連した総合的な科学研究を行い、世界的レベルの基盤技術開発を推進すると共に、地域・産学官連携研究を積極的に進め、これらの研究成果を社会に還元することと21世紀における新たな産業創成の中核を担う高度専門職業人を社会に輩出することを目的に、総合工学系研究科博士課程が設置された。平成22年、総合工学系研究科の設置を受けて、岐阜大学大学院連合農学研究科への参加を解消した。平成24年、質の高い教育研究を展開し、独創的な学術研究を推進するとともに、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ研究者、高度な専門的知識・能力を持つ高度専門職業人及び知識基盤社会を多様に支える高度で知的な素養のある人材を養成し、もって科学技術の進歩と地域社会、国際社会に貢献することを目的に、理工学系研究科修士課程が設置された。学部等の教育研究組織の名称農学部(第1年次:175名 第3年次:10名)繊維学部(第1年次:275名 第3年次:10名)大学院農学研究科(M:69名)大学院理工学系研究科(M:434名)大学院総合工学系研究科(D:49名)沿革明治43年(1910年)上田蚕糸専門学校設置昭和19年(1944年)上田蚕糸専門学校を上田繊維専門学校に改称昭和20年(1945年)長野県立農林専門学校設置昭和24年(1949年)信州大学農学部、繊維学部設置昭和39年(1964年)大学院繊維学研究科修士課程設置昭和47年(1972年)大学院農学研究科修士課程設置平成3年(1991年)大学院工学研究科及び大学院繊維学研究科を改組し大学院工学系研究科を設置平成17年(2005年)大学院総合工学系研究科設置平成24年(2012年)大学院理工学系研究科設置8農学分野(農学部、繊維学部)の機能強化の取り組み

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