ミッションの再定義に基づく教育研究の高度化・機能強化|信州大学
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18 質・量ともに充実した野外実習 理学部では、グリーンサイエンスを推進するため、フィールドワークを重点に置いた教育に取り組んできた。生物科学科、地質科学科、物質循環学科での実験や実習は、国内の他大学と比べ野外研究に特化している。 能動的学習意欲をもつ理数学生の発掘と育成プログラム(平成21~24年度) 在学生の約20%が参加し、学習意欲を高める上で顕著な成果を得た。学生向けの「研究費付き公募研究」では5件が採択された。専門分野の学会やサイエンス・インカレでは学生が発表を行い、複数の発表が「Nature賞」などを受賞した。(URL:http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/news/2012/02/46457.html) 学生本位の教育プログラムの実施(理学部改組予定) 理学部では、これまで以上にグリーンサイエンス教育プログラムを推し進めるために、6学科から2学科への学部改組を予定している。グリーンサイエンスを学ぶ学部横断的なカリキュラムを構築することにより、自然・環境・エネルギーなどの社会基盤に配慮できる人材を育成するとともに、先鋭領域融合研究群との連携により、より能動的・意欲的学生への先端教育や視野の広い科学教育をプログラム化して推進する。研究者や企業人、教員などの高度専門職業人を養成するために修士課程までの6年一貫教育を中心に据える。理学部研究棟(平成12年竣工)信州大学自然科学館(平成24年竣工)信州大学自然科学館(内観)P19 「国際的通用性を確保した教育の推進」へ野外調査実習

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