2014環境報告書|信州大学
44/56

 医学部附属病院においては他のサイトと異なり、医療廃棄物(感染性廃棄物)が排出されます。厳重な管理が必要であるこれらの医療廃棄物は、法令等の基準を順守し、規定及び管理組織を整備しています。各部署においては医療廃棄物が安全に排出され、一般の廃棄物と混ざらないように廃棄手順を徹底し、衛生管理及び危険防止に留意しています。 危険防止のため医療廃棄物の徹底した分別を行っています。たとえば、医療廃棄物のうち注射針等の鋭利なものは専用の密閉容器へ、ガーゼ・包帯等の感染性廃棄物は専用のポリ袋で排出しています。 薬品管理(IASO)システムとは信州大学で全学共通して導入されている化学薬品(及び高圧ガス)の使用量や在庫量などを管理するために開発されたシステムです。 教育研究上または職務上必要とする化学物質について、法律を順守し、化学物質等に関する作業環境管理、化学物質等の環境への排出の抑制、消防法危険物の保有量等を把握し適正な管理を行うため、また、化学物質等による事故の防止及び安全教育訓練を行う他、迅速な対応や効率的な運用を行うため,IASOシステムを導入しました。 システムは主に2つの機能に分かれます。個々の薬品の取り扱い(登録・使用・後処理)のためのChemical Managerと、在庫薬品の検索・集計等のためのData Managerです。 化学物質及び高圧ガス等を取り扱う全学関連部局等の全構成員(教職員・学生及び信州大学において研究活動に従事する者)はIASO システムよって全ての化学物質を適性に管理することが義務付けられています。 本学では、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)の規定に基づき、2013年度も特定調達品目について、100%の調達を推進するため、本学Webに調達方針を公表して取組んできました。 これによりグリーン調達は、2013年度も100%の調達率を達成しました。化学物質と廃棄物の適正管理グリーン調達について2環境への取組み2-4 化学物質と2-4 化学物質と廃棄物の適正管理廃棄物の適正管理感染性廃棄物が入った専用のポリ袋と密閉容器2環境への取組み2-5 環境保全活動2-5 環境保全活動IASOシステムについて感染性廃棄物の管理43

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です