2014環境報告書|信州大学
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■長野小学校(1) リサイクル活動:全校児童・職員が、給食の牛乳パックをまとめ、リサイクル活動を行っています。また、児童会では、ペットボトルキャップ、古本の回収活動を行っています。(2) 節電・節水への取り組み:各部屋に「節電」「節水」ラベルを表示し、節電・節水に取り組んでいます。環境配慮活動チェックシートを作成し、月初めに自己点検をしています。また、地下水を利用して、稲をはじめ、農作物の栽培を行っています。 (3) ゴミの分別活動:分別ボックスを用意し、ごみの分別、紙の再利用(裏紙使用)、段ボール・新聞紙・不用紙の再資源化に努めています。(4) 堆肥作り:堆肥場を設置し、構内外の落ち葉や刈った草等を入れ、堆肥を作っています。それを植物の栽培に利用しています。(5) 環境教育:環境教育を視野に入れた活動を行っています。具体的には、以下のような活動を行ってきました。 ①植物栽培活動   花を育てる活動、稲(写真1)、野菜(大根、サツマイモ、トマト、キュウリ等)栽培 ②動物飼育活動   ヒツジ飼育、小屋作り、清掃、餌の調達(写真2)  アルパカ飼育、小屋作り、清掃、餌の調達  ヤギ飼育、小屋作り、清掃、餌の調達  ミニブタ飼育、小屋作り、清掃、餌の調達 ③環境保持活動  地域・学校周辺のごみ拾い、分別・処理 ④低学年広場芝生化(写真3) ⑤自然体験園の整備 ⑥校外学習  クリーンピア千曲見学、清掃センター見学■長野中学校(1) 「ヒューマンウイーク」期間中の総合的な学習で行う環境問題に対する取り組み    長野中学校では、1年生が「ヒューマンウイーク」期間中(7月第1週)の総合的な学習の時間の中で、環境問題に関する今日的な課題を自分の問題として受け止め、問題に対する自分のあり方を見いだすことを目的に、環境にかかわる学校内外での調査・研究を行い、発表しています(写真1)。    平成25年度は、「川の生き物の生態調査」、「残滓」など7つの講座に分かれてワークショップを行いました(写真2-1、2-2)。    調査結果は、参観日に保護者を対象に発表したり、学習発表会で地域の方に紹介したりしました。(2)地域の環境美化活動    長野中学校では、毎年6月に地元企業(富士通(株))と合同で地域の環境美化活動を行っています(今年度は8月に実施)。この活動は地域の美化活動を通して近隣地域の一員であるという自覚を高めることを目的に、学友会が企画し、これまで10年間以上継続して実施しております(写真3-1、3-2)。写真1 水稲栽培(稲刈り)-4年1組-写真3 低学年広場芝生化写真2 動物飼育活動(ヒツジと散歩)-1年2組-ヒューマンウイーク期間中に学校内外で調査・研究を行った結果を発表(写真1)川の生き物の生態を調査(写真2-1)仕出し弁当店における残滓処理状況を調査(写真2-2)地域の環境美化活動に参加(写真3-1)地域の環境美化活動に参加(写真3-2)教育学部附属学校園のエコキャンパス活動2環境への取組み2-3 エコキャンパス2-3 エコキャンパスへの取組みへの取組み41

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