「改 地震に備える」H26報告書|信州大学
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3-3-F62図3-3-F 揺れやすさマップと各地の地盤6 [笹部2丁目―南松本―並柳]断面篠ノ井線よりも東側で軟弱地盤が非常に厚く分布していることが特徴です。南松本の東側には弘法山古墳がある山塊が北北西-南南東方向に存在します。これは牛伏寺断層が存在している影響があるとも言われています。この山塊と南側から流れ下った牛伏川と田川との間が、松本駅付近と同様な湖沼・湿地をつくっていたと考えられます。このため、泥を主体とした地層が厚く堆積し、この傾向は、牛伏川沿いにさらに南側まで続いていることが、図3-3-Iでわかります。─30─

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