信州大学案内2014-2015
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42取得可能免許・資格 信州の豊かな自然と食に触れる学生生活は「食と緑」を担う人材に求められる人間性の基礎となるでしょう。また、インターンシップなどにより、実際の農林業や地場の食品産業などに触れる機会も提供します。このように、地域環境をいかした実体験を通して、豊かな人間性を育成します。信州の自然の中で、食と緑を支える豊かな人間性を養う履修モデル入学から卒業に至るまでのカリキュラムの一例をご紹介します。年次年次学びのポイント 1年次に松本キャンパスで共通教育科目を学ぶことにより、農学にとどまらない幅広い教養を身につけます。基礎科学科目や専門科目は2年次以降の専門教育の基礎となる科目で、2年次以降に学ぶ専門科目へスムーズに進むことが可能になります。学びのポイント 2年次から南箕輪キャンパスで本格的な専門教育がスタートします。専門の講義科目と実験・実習科目がバランスよく組まれており、それらの科目を通して、各専攻分野における基礎的な知識や技術を身につけます。応用生命科学科のモデル例各専門分野の基礎知識・技術を学ぶ卒業生の声河瀬 理さん茨城県農林水産部畜産課勤務 技師(食料生産科学科 2009年度卒業)かわせ のりどのような仕事をしていますか?茨城県の畜産業を振興する仕事をしています。家畜が食べる飼料(エサ)生産を推進することにより、畜産農家の経営安定に努めています。現在の仕事の中で信州大学で経験したことが役に立っていることは?卒業研究のために、養豚農家や酪農農家の方々と直接関わることができ、畜産農家の現状を詳しく聞けたことが現在の仕事に活かされています。学生時代に熱中したことは?部活の空手道です。研究室へ配属後も練習時間を確保して後輩と練習し、休日練習は他キャンパスまで出向き、甲信越大会女子団体組手で優勝しました。この時の仲間は一生の宝物です。信州大学をめざす人へひとこと!信州大学農学部は、構内に演習林、演習農場があり、研究環境にとても恵まれています。皆さんもぜひ、自然に囲まれた学生生活を送ってください。QAQAQAQA恵まれた環境の中、食と緑(環境)を担う、豊かな人間性と創造力をもつ人材を育成します。スケジュールモデル 【1年次前期】 共通教育科目として、大学生として幅広い教養を身につけるための教養科目や、英語、健康科学科目、新入生ゼミナールなどを履修します。それらに加え、2年時以降の各専門分野に関連した基礎科学科目や専門科目を履修します。各学科共通食料生産科学科森林科学科応用生命科学科●中学校教諭一種免許状(理科)●高等学校教諭一種免許状(理科・農業)●食品衛生管理者●食品衛生監視員●食品衛生責任者●飼料製造管理者(以上任用資格)●測量士補●樹木医補●自然再生士補●環境再生医初級●森林情報士(森林リモートセンシング2級部門)●1級、2級造園施工管理技士(受験資格の軽減)●林業技士(受験資格の軽減)●林業架線作業主任者(一部科目免除)●食品衛生管理者●食品衛生監視員●食品衛生責任者●毒物劇物取扱責任者(以上任用資格)●甲種危険物取扱者(受験資格)1時限2時限3時限4時限5時限その他(前期集中)信州の環境と社会FAE Ⅰ生物科学Ⅱリスニング&リーディングⅠ一般化学Ⅰネットワーク社会における情報科学発達と教育(教職)教職論(教職)新入生ゼミナール教育法学概論(教職)一般化学Ⅳ一般化学Ⅲテニス大学生基礎力ゼミ応用生物学への招待食料生産科学科● 土壌学● 植物発育生理学● 蔬菜園芸学● 作物学● 作物バイオ  テクノロジー概論● 家畜育種学● 家畜解剖学● 家畜栄養学● 家畜生理学● 信州の野生動物学● 畜産物利用学 ・・・他森林科学科● 森林生態学● 水文学● 治山・砂防工学● 森林経営・計画学● 森林環境経済学● 木材組織学● 山村計画学● 野生資源植物学● 森林生産実践演習● 田園環境工学  基礎演習● 測量学実習 ・・・他応用生命科学科● 生物分析化学● 遺伝学● 植物資源科学● 代謝生化学● 有機化学● 光制御化学● 動物生殖制御学● 分子生物学● 酵素化学● 生化学・  食品化学実験・・・他

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