信州大学案内2014-2015
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35医学部全学教育機構人文学部経済学部理学部教育学部工学部農学部繊維学部医学部School of Medicine取得可能免許・資格【医学科】   ● 医師(受験資格)【保健学科】看護学専攻 ● 看護師(受験資格) ● 保健師(受験資格)● 助産師(受験資格)● 養護教諭二種免許状(保健師取得後申請)検査技術科学専攻 ● 臨床検査技師(受験資格) ● 健康食品管理士(受験資格)理学療法学専攻 ● 理学療法士(受験資格)作業療法学専攻 ● 作業療法士(受験資格)(注)保健師及び助産師コースの履修については、3年次進級時に、  各々約20名を選考することとなります。卒業後の進路主な就職先(平成25年度実績) 保健学科はその専攻を選択した段階で、将来の職種を決めたことになります。また、大学の卒業と国家試験の合格がすべての学生の目標となり、1年生からそれぞれの専門教育が始まります。従って、途中での転学科・転専攻はできません。将来の職種を決めて学ぶ専門教育 保健医療福祉領域における医療職者の役割は拡大し、多様化してきました。人間の命の尊さを真に理解し、気遣い、思いやる心を持つことが大切です。幅広い基礎知識と応用能力、たゆみない深求心により、社会に対しても積極的に関わり、役割を果たそうとするあなたの意欲を応援します。4年一貫教育により、国家試験合格率100%を目指します。多様化する医療福祉に対応する4年一貫教育科目の詳細はシラバス検索システム(http://campus-2.shinshu-u.ac.jp/syllabus/syllabus.dll/top)をご利用ください。学びのポイント 保健・医療・福祉の現場において、専門職者として自己の責任を自覚し、チームの一員として協働活動に参加する方法を学びます。文化の多様性を理解し、国際的視野に基づいた保健・医療活動の必要性とその方法を理解できます。各専攻における卒業論文・研究のテーマ例■ 看護学生の子宮頸癌予防対策についてのアンケート調査 ■ ネパールにおける産後マッサージの実際とその精神的影響研究 ■ 血漿中含硫アミノ酸組成の分析 ■ 脈波センサーによる自律神経機能評価と睡眠に関する研究■ 外乱に対する反応的トレーニングによる即応性の変化 ■ 統合失調症患者における箱つくり法で観察される作業遂行能力と認知機能との関係・・・他【医学科】【保健学科】看護学専攻検査技術科学専攻理学療法学専攻作業療法学専攻 医学科を卒業し、医師国家試験に合格すると原則として2年間の研修医生活(初期臨床研修)を送ることとなります。その後は、いろいろな進路(専門研修、大学院進学及び医療行政分野等)が選択できます。病院・診療所/市町村保健所/訪問看護ステーション/介護老人保健施設/老人福祉施設病院の検査部門/研究機関/検査センター/公衆衛生施設/検査機器メーカー/薬品会社総合病院/リハビリテーション専門病院/児童福祉施設/介護老人保健施設総合病院/リハビリテーション専門病院/精神科病院/児童福祉施設/介護老人保健施設年次臨地(臨床)実習、各専攻ごとに実施する実習などを重点的に履修理学療法学専攻のモデル例● 臨床運動学● 救命蘇生学演習● 義肢学● 神経疾患の理学療法● 保健・医療・福祉政策論● 臨床物理療法Ⅱ● 運動器疾患の理学療法● 医療社会学● 小児系の理学療法● 臨床基礎実習・・・他年次作業療法学専攻のモデル例● ゼミナール● 臨床実習Ⅰ● 臨床実習Ⅱ● 臨床実習Ⅲ● チーム医療演習● 生命倫理学● 作業療法管理● 事例研究法演習・・・他学びのポイント 基礎医学では、ヒトの身体の正常な構造や機能を支える仕組み、それが破綻して病気が生じる仕組み、そして病気を予防・治療する方法を学びます。また3年生の前期に「自主研究演習」というカリキュラムを組み、希望する研究室に赴き、一線の研究者とともに研究をして、医学の科学としての側面を勉強します。今後、臨床医学を学んでいく過程では、それまでに学んだ基礎医学の知識、つまり身体の構造、身体の機能、それを維持するメカニズム、それらに障害が起こった場合どのような異常が起こるのか、病気の診断と薬物治療などを存分に活用することが必要です。基礎医学と臨床医学はとても密接に結びついていますので、基礎医学の勉強をおろそかにしていると臨床医学の勉強についていけません。年次● 薬理学演習・実習● 病理学演習・実習● 遺伝医学・予防医学演習・実習● 衛生学公衆衛生学演習・実習・・・他● 医動物学演習・実習● 法医学演習・実習保健学科基礎医学を重点的に学習年次年次臨床医学を重点的に学習/臨床実習● 臨床医学TBL● ユニット講義● 系統講義● 臨床実習(全科)・・・他● 臨床実習(全科) ● 臨床実習(選択)・・・他臨床実習年次● ユニット講義 ● 臨床実習(選択)・・・他講義と臨床実習学びのポイント 臨床医学の講義では、系統講義、ユニット講義(それぞれの領域の疾患について内科や外科といった講座枠を越えて総合的に集中講義を行う形式)、少人数での問題解決討論型実習(TBL)が行われ、患者さんの病状をどのようにして整理して病気の診断に結びつけるかを学びます。これは、病状から病気を思い浮かべる作業です。一方で、病気の診断に必要な身体診察の方法や臨床検査の知識、病気の治療方法(非薬物療法、薬物療法、手術、放射線療法など)も身につけていくとともに、患者さんとのコミュニケーションの取り方も勉強します。

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