2015工学部案内|信州大学
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自然と共に、生きていくチカラを。Bea newengineeringpioneer210新・工学の先駆者へ 電力やエネルギーの発想を変えなければならないと私は考えています。そして、地方で創り都会に送る大量生産、大量消費型の電力システムを越えていくための私の提案、それがナノ水車です。従来、発電の対象とされていなかった農業用水路などを発電の場所に変えることでエネルギーの地産池消を実現したいと考えています。 コスト面などでまだまだ解決しなければいけない課題はありますが、日本の農業用水路や中小河川にナノ水車が設置され、日本のエネルギーのカタチが一変するそのような未来を夢見て取り組んでいます。電力やエネルギーの発想を変えていく新たな提案、ナノ水車。豊かな自然が息づく信州。この地だからこそ、科学技術を生み出し、世界に発信していかなければならないことがあります。グリーンイノベーション、信州から未来を創る取り組みです。Shoichiro Iio環境機能工学科 准教授飯尾昭一郎

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