信州大学理工学系研究科
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昆虫はどのようにして環境の温度や日長を感じ、季節によって姿・形を変えているか?を分子生物学・神経内分泌学的技術を駆使して解明し、環境応答のしくみや生物センサーの開発を目指しています。生物センサーの開発DEPARTMENTOFAPPLIEDBIOLOGY生命の神秘を解き明かし、その知的資源を人類社会に還元する本専攻では、をモットーに、基礎生物学領域を含めた幅広い視点から基礎・応用研究を行い、循環型社会の構築に貢献することを目指す。細胞から生態系の研究を紹介する。森脇 洋 | 准教授環境汚染の浄化法・評価法の開発新しい環境浄化手法ならびに環境汚染の評価法の開発中垣 雅雄 | 教授昆虫分子生物、昆虫遺伝学遺伝子組み換えを利用したスパイダーシルクの開発に関する研究山本 博規 | 准教授資源微生物学、ゲノム微生物学、環境微生物学グラム陽性細菌の細胞表層成分が担っている機能の解明教員紹介堀江 智明 | 准教授植物分子生物学、植物生理学、植物細胞工学植物の必須耐塩性機構の解明と耐性植物作出を目指した基礎・応用研究玉田 靖 | 教授シルク利用技術開発シルクの素材化とその利用技術の開発研究キユーピー/テルモ/パスコ/ファイザー/ホクト/マルコメ/中野製薬/丸善食品工業/伊那食品工業/全農ミートフーズ/大王製紙/日本臓器製薬/日穀製粉/森永乳業/武州製薬/科研製薬/金印/イナリサーチ/ツムラ/おびなた/日本食品分析センター/マル井/信越明星/アスザックフーズ/関東化学/大王製紙/マイクロストーン/KISCO/メグミルク/松山市公務員/横浜市中等学校教諭主な就職先脇本 涼Ryo Wakimoto2013年度入学/森脇研実験を進めるうちに、予想もつかなかった結果が出てくるところ、それが研究の面白さだと思います。研究を進めるにあたって苦労することもありますが、先輩や後輩、ご指導いただいている教員の方々と共に困難を乗り越え、笑い合っていくことに楽しさを感じます。大学院に進み研究を続けることで様々な面で成長し、多くの楽しみを感じることができました。これから入学する方々にも研究から多くを感じていただきたいです。白井 孝治 | 准教授昆虫生理・生化学昆虫の体色発現機構や昆虫細胞の放射線障害修復機構を解明強い繊維を作るクモ糸の遺伝子構造について研究しています。カイコにクモ糸遺伝子を導入して、新しいシルクを作らせる研究を行っています。カイコの新しいシルク河川や湖沼など淡水域における生物群集と環境との関わり合いについて研究しています。水環境の変化を知る手段として、生息している生物の種類数や生息密度などの変化に注目しています。淡水域における生物集団と環境との関わり微生物細胞の表層を修飾するテイコ酸ポリマーが担っている機能の解明や、分泌タンパク質がどのような機構により正しい位置に局在化されるのか等について研究を進めています。将来的には、微生物を用いた遺伝子資源の有効利用や、病原性細菌の効率的な防除システムの構築等に応用できる技術の開発を目指しています。微生物資源の有効利用塩見 邦博 | 准教授環境分子昆虫学昆虫が季節によって姿・形を変化させるしくみを明らかにする小笠原 寛 | 助教分子生物学、ゲノム微生物学細菌の表層ストレス応答機構の研究、細菌のバイオフィルム形成過程における遺伝子発現制御機構を研究SHINSHU UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL OF SCIENCE AND TECHNOLOGY MASTER’S PROGRAMS033梶浦 善太 | 教授昆虫分子遺伝学、遺伝学、バイオリソース家蚕・野蚕やその他の繊維生物のゲノム解析、それらの優良系統育成や利活用に関する研究平林 公男 | 教授衛生動物学、陸水生態学、環境衛生学河川や湖沼などの淡水域における生物群集と環境との関わり合いについて研究

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