信州大学理工学系研究科
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道路交通安全対策システムに関する研究DEPARTMENTOFCIVILENGINEERING上田 拓生Takuo Ueda2013年度入学/清水研土木工学は、人々の生活の基盤を支える学問です。現在私は大学院で橋梁の強度に関する研究を行っています。大学院では、大学に比べてより高度な研究を行うことはもちろん、研究室の仲間や先生と研究や将来、日常生活などについての意見を交換することができ、充実した毎日を送っています。将来の夢は、さまざまな構造物の建設に関わる土木技術者になることです。信州で学んだことを生かし、社会に貢献したいと考えています。土木工学専攻社会と地域を支える。安全・安心・快適な生活環境を創造する災害に強い社会環境を整備するための社会基盤、自然環境と調和し共生を目指すための環境防災、快適に暮らせるまちをデザインするための地域計画について、高度な専門知識を駆使して研究しています。泉谷 恭男 | 教授地震学・地震工学強震動に対する震源特性・伝播経路特性・観測点特性の影響についての研究梅崎 健夫 | 教授軟弱地盤対策、水質底質浄化真空技術を応用した圧密・脱水減容化技術、閉鎖性水域における富栄養化対策寒川 典昭 | 准教授降水量の非定常頻度分析治水・利水計画を作成するための確率降水量を非定常頻度分析により求める松本 明人 | 准教授水環境工学・衛生工学廃水・廃棄物の生物処理、汚染地下水の微生物による浄化髙瀨 達夫 | 准教授交通計画・土木計画・交通工学交通を基軸としたまちづくりに関する研究、道路利用の安全安心に関する研究小山 茂 | 准教授計算工学・材料力学複合材料の巨視的挙動の解析、建設マネジメント・防災に関するシミュレーション清水 茂 | 教授橋梁工学・橋梁景観鋼橋の座屈・耐荷力、鋼橋の地震挙動、橋梁の形状と色彩調和大上 俊之 | 教授構造工学・数値解析材料物性値同定解析、土砂災害の危険性評価、避難行動シミュレーション中屋 眞司 | 教授水文学、地下水年代測定化学トレーサーを利用した地下水流動の可視化と地下水汚染機構の調査・研究藤居 良夫 | 准教授地域計画地域の環境を分析してまちづくりを考える教員紹介国土交通省/長野県/愛知県/東京都/長野市/名古屋市/横浜市/佐久市/静岡市/JR東日本/JR東海/JR西日本/NEXCO西日本/東北電力/東京ガス/長野都市ガス/大成建設/鹿島建設/千代田化工建設/北野建設/角藤/矢作建設工業/建設技術研究所/パシフィックコンサルタンツ/オリエンタルコンサルタンツ/中央コンサルタンツ/八千代エンジニヤリング主な就職先橋の強度やデザインについての研究をしています。強度に関する研究では、特に、地震時の橋の揺れ方などを、計算機によるシミュレーションにより調べています。デザイン面では、橋の色や形がその橋の印象に与える影響を調査しています。強い橋・美しい橋~橋のグランドデザイン現在新たな交通安全対策として、押しボタン式歩車分離信号、ラウンドアバウト、標識・標示等の様々な取り組みが進められています。これらの新たな取り組みをより良いものにするため、県警規制課と共同で実験・調査・分析を行っています。放射性セシウムや栄養塩類を吸着する天然ゼオライトなどの吸着剤を用いた機能性材料を開発し、東日本大震災における除染対策、閉鎖性水域における富栄養化対策およびひ素・硝酸などによる地下水汚染対策について、産官学連携のプロジェクトの中で実用化に主眼を置いた研究をしています。機能性材料の開発と環境問題への適用曹 西 | 助教構造力学、構造物劣化診断、熱伝導解析土木構造物の劣化診断・研究、橋梁の動的解析、構造物の非定常熱伝導解析豊田 政史 | 助教水工学湖沼・河川における水流動メカニズムの解明河村 隆 | 助教不飽和土、ジオシンセティックス斜面防災技術のための高分子通気防水シートを用いたキャピラリーバリアの構築世界的な水不足の中、地下水を飲料や工業、農業用に利用している地域や国は思いのほか多い。無秩序な地下水の利用と汚染の問題を解決し、安全で持続可能な地下水資源の利用と管理、水源域の保全に向けて、水源域の特定や地下流動経路、滞留時間(年齢)、地下水資源量、汚染機構を調べ、地下水の可視化に取り組んでいます。サスティナブル・ウオーター地下水の科学SHINSHU UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL OF SCIENCE AND TECHNOLOGY MASTER’S PROGRAMS019

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