信州大学理工学系研究科
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MASTER’S PROGRAM OF SCIENCE AND TECHNOLOGY 14 DEPARTMENTS010福井大学・京都工芸繊維大学との大学の垣根を越えた連携。繊維・ファイバー工学分野で活躍できる技術者・研究者の人材育成を!FIBER/TEXTILEENGINEERINGCOURSE大学院に繊維・ファイバー工学関係の専攻を有する信州大学・福井大学・京都工芸繊維大学が教育研究資源を連携・融合し、各大学の強みを活かしながら、繊維の世界をリードする「繊維系大学連合」の構築を目指す取組みです。平成25年度から、各大学院の修士課程に「繊維・ファイバー工学コース」を開設し、5名ずつ計15名のコース生を採用します。繊維系大学連合だけでなく、産業関連団体や繊維系資格関係団体、繊維系関係学会をステークホルダーとして迎え、それらが連携して「基幹科目」という独自の講義を企画し、開講します。文部科学省「大学間連携共同教育推進事業」繊維系大学連合による次世代繊維・ファイバー工学分野の人材育成繊維・ファイバー工学コース①繊維系合同研修繊維系合同研修は、3泊4日の日程で集中合宿を行い、プレゼンテーションとディスカッションの時間を十分に設け、理系技術者に必要とされる分析力とコミュニケーション能力を養成するプログラムです。平成25年度は軽井沢にて開催され、グループワークを中心に、企業招待者を交えテーマの議論を行い、最終日にプレゼンテーションを行いました。コース独自のカリキュラム(基幹科目)③海外繊維・ファイバー工学事情(欧米・アジア)欧米・アジアから各2名、年間計4名の外国人教員を招へいし、海外における繊維・ファイバー工学の研究資源や最新動向について学び繊維産業の将来の展開予測もできるように幅広い知識と視野を修得することを目的としています。講義は全て英語で行われるため、活きた英語に触れる機会となり、英語力の向上にもつながります。④繊維基礎科学(e-learning)②アカデミックインターンシップアカデミックインターンシップでは、夏休みの2週間を利用し、自分の所属以外の大学の研究室に滞在し、研究を行うプログラムです。いつもと異なる環境に身を置くことで、自分の専門だけでない、広範な知識・技術を習得することができます。また研究面だけでなく、同年代の仲間と接することで、お互いが良い刺激を与えあうことができます。ノースカロライナ州立大学(アメリカ)開発教材を使用し、繊維科学の基礎について自学自習をおこないます。従来の川上から川中までの繊維科学の技術についてその基礎を学ぶと共に、グローバル化を目指し、英語での教材を用いて自学自習する習慣を身につけることを目指します。⑤繊維系資格概論各大学で個別に開議。日本繊維技術士センターや日本衣料管理協会、カケンテストセンターなどから講師を招き、繊維技術士や繊維製品品質管理士など、繊維系資格を取得するために必要な知識を基礎から学びます。実際のサンプルなどを用いた講義を行うので、資格試験を目指す学生にとって、より実践的な講義となっています。

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