2013信大USR
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教職員のみなさんへ信州大学が所有する文化資産を冊子で紹介 信州大学は、1949年に国立の新制大学として、長野県下の高等教育機関 7校を集め発足しました。信州大学はこれら前身校から多くの文化財を継承しています。そこで、大学の文化の一端を紹介すべく、2013年3月に『信州大学の文化財-信州「知の森」の文化資産-』を編纂、発行しました。 掲載品目は絵画、書籍、典籍、彫刻やその他貴重な学術的資料等多岐にわたる約100点以上の文化財で、卒業生には信州大学の記念として、各学部同窓会を通じて配布したほか、希望者にも無償頒布を行いました。事務系職員を対象とした研修(中堅職員スキルアップ研修)の様子11月から新しい保育園で保育が始まりましたランチタイムに集まり懇談する女性研究者たちワークライフバランスを推進しています『信州大学の文化財-信州「知の森」の文化資産-』27 大学職員としての意識の向上と各職階層で備えるべき知識を習得するため、人材育成基本方針に基づき、研修を積極的に行っています。 また、事務組織・業務改善見直しプロジェクトチームを編制するなど、業務改善等の取組みにも力を入れています。 信州大学では、2011年12月に「信州大学男女共同参画宣言」を行い、基本方針を定め、全学で男女共同参画の取組みを進めています。 特に、女性研究者がその能力を最大限発揮できるようライフイベントと研究を両立するための環境整備に力を入れています。信州大学職員としての意識を高める男女共同参画を積極的に推進 ワークライフバランスの推進を目的とし、2012年10月から毎週水曜日を「ノー残業デー」とし、時間外勤務縮減に全学で取り組んでいます。ワークライフバランスの推進、「ノー残業デー」の設定 科学研究費助成事業については、申請に向けた説明会の開催、申請書作成アドバイザーの設置、研究費の支援、申請のためのガイドマニュアルの作成、URA室と協働した申請書書き方講座などを企画・運営し、採択率向上・採択件数増加に向けた取組みを行っています。科学研究費助成事業の採択率・採択件数増へ 既に導入されている教育学部、繊維学部に引き続き、松本キャンパス、工学部及び農学部でも2013年4月より職員証へのICカードの導入が開始されました。これを利用して複合機の出力管理による管理コストの低減を図っていきます。教職員にもICカードを導入 男女共同参画の取組みの一環として、松本キャンパスに新しい保育園「おひさま保育園」が完成しました。保育環境の改善、保育施設の充実、受入乳幼児(生後8週から4歳未満)の定員を60名から90名に拡大するなど、仕事と育児の両立を支援しています。定員拡大、おひさま保育園を新築 信州大学は、各学部が「部局事業計画」を策定し、それに基づいた事業を推進しています。大学は、この取組みを支援するため、@当初計画、A推進状況のヒアリング、B実施結果の評価を行い、戦略的経費を配分しています。部局事業計画をPDCAサイクルにより推進カケンヒ カクト君キャラクターを作成し、積極的に科研費に関する情報の共有・意見交換を促進

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