2013信大USR
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1年次生は、全員が松本キャンパスで共通教育を学びます。大学教育の土台を築く共通教育(初年次教育・教養教育・基礎教育)は、全学教育機構が企画・実施しており、人間力向上のための「コミュニケーション力」・「言語力」・「論理構成力」の3つの力を重視する教育を行っています。さらに、自然環境に恵まれた信州の特徴を活かし、原野を滑走するバックカントリースキーや実際に歩いて学ぶ環境調査・地質調査などを通じて、人間力を育んでいます。人間力向上を重視した1年次生の共通教育ICTで安全・安心なキャンパスづくり ICカードを利用した授業出席確認システムの導入を進めています。学生の授業出席の状況を一元的に把握することにより、問題を抱えている欠席がちな学生の早期の発見・対応が可能となります。また、災害時の安否確認に避難先での認証に用いるなど、新しい活用方法の検討も進められています。 災害時・非常時における災害対策本部の設置訓練やマニュアルの整備、貯蓄庫の設置、大学生協との食料提供などに関する連携協定の締結など、多面的に対策を進めています。 また、大規模災害によりネットワークが瓦解した場合でも、学生や教職員に必要な情報を伝達する手段として衛星での独自回線確保、エリアワンセグ技術を用いたキャンパス内放送、災害時用のWEBサイト切り替えなど、独自技術による災害情報伝達システムに取り組んでいます。授業の一つ、バックカントリースキーの様子災害時に機能するエリアワンセグ放送・公共情報コモンズ 高校生活から大学生活への移行を促し、大学生として自立した学習者になるための「大学生基礎力ゼミ」を2012年より実験的に開始し、2013年からは 6コマに拡大開講しました。学生がスムーズに大学に適応し、充実した学生生活を送るための初年次教育の取組みを進めています。大学生として自立する「大学生基礎力ゼミ」ICカードで授業出欠管理や非常時の安否確認もICカードと読取機自然の中で学ぶゼミも・・・、写真は水生生物の調査新入生主催によるイベント「県の森フェスティバル」学生・保護者のみなさんへ(1)22

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