2013信大USR
19/28

19牧草で鹿を誘引し、効率的に捕獲するための実証実験を行っています野辺山農場での収穫体験写真は、夏期集中講義での池上彰氏学生の地域貢献活動「信大YOU遊」<企業のグローバル戦略と 経済連携協定の課題(論題一覧)>・WTO協定と経済連携協定の果たす役割と我が国の課題・関税と原産地規則を巡る経済連携協定の課題・知的財産権を巡るグローバル競争(エレクトロニクス産業)・情報通信産業のグローバル展開・最適な製造拠点を巡る企業のグローバル戦略・グローバルビジネスにとっての経済連携協定の意義と課題・セブン-イレブン・ジャパンのグローバル展開・中小企業にとってのビジネスチャンスと経済連携協定の課題 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)野辺山農場が、【中部高冷地地域における農業教育共同利用拠点―高冷地野菜と畜産を組み合わせたフィールド教育―】として、文部科学大臣より平成25年度「教育関係共同利用拠点」の認定を受けました。 野辺山農場は、八ヶ岳山麓のふもと標高1350mの野辺山高原に位置し、日本でも有数の高原野菜地帯で、大規模な高冷地・寒地型農業地帯でもあります。また、周辺の生態系を一体として学習できる環境であることから、すでに多くの国公私立大学の授業等に利用していただいています。 経済学部では、1988年以来、毎年設定したテーマに応じて企業・官庁・大学・研究機関のトップの方や最先端で活躍されている方々を講師に迎え、日本の置かれている現状と課題などについて直接話を聞く講義を設けています。今年は「企業のグローバル戦略と経済連携協定の課題」と題して、4月から6月にかけて、市民にも公開する形で開催しました。野辺山農場を全国の教育関係機関に開放 信州大学農学部では、研究シーズを伊那、駒ヶ根、飯田の3市を中心とした伊那谷地域の企業や各種団体のニーズと結び付けることで農林ビジネスの拠点となることを目指す「伊那谷アグリイノベーション推進機構」を設立し、設立総会を平成25年10月23日(水)に開催しました。 農業・農学の意義を考え直し、TPP関連の諸問題や、「株式会社農林漁業成長産業化支援機構法(ファンド法)」成立による6次産業化の取組みのさらなる拡大・高度化にも対応した、10年、20年といった長期スパンで伊那谷の特徴を活かした学術研究都市を目指しています。農林ビジネスの拠点「伊那谷アグリイノベーション」企業人や政策担当者を講師にした「産業論特論」 教育学部では、過疎化が進む地域でも効率的に教員を配置し、充実した教育を実現したいという要請に応えるため、学校教育教員養成課程において小学校と中学校の両方の教員資格を持つ教員の養成を進めています。 また、実践的指導力を身に付ける目的で始まった学生の地域貢献活動「信大YOU遊未来(Chance)」は20周年を迎えました。地域との協働に発展しており、今年は通学合宿や遊びの企画、農業体験、キャンプなどの活動が12の場で展開されています。地域の要請に応えた教員の養成農業用水路の復旧作業を手伝う農学部の学生ボランティアたち2012年に開催した遠隔授業「国際看護学」では、JICAバヌアツ支所と接続した講義を行いました 信州大学を含む長野県下の8大学は、加盟大学の個性を活かしながら、単位互換や遠隔授業を通して教育研究資源を有効活用し、学生教育の成果と教育研究の還元により、教育力の向上を目指しています。「高等教育コンソーシアム信州」で相互連携 国立大学法人化以降、国から配分される予算額は年々減少しており、独自財源の確保が不可避になっています。そのような状況下、信州大学は「知の森基金」を創設しました。社会の皆さまのご理解と温かいご支援をいただき、学生支援事業、国際交流、留学生に対する支援事業、産学官連携、社会連携及び社会貢献活動等を一層推し進めていきます。皆さまに支えていただく大学、「知の森基金」の創設

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です