2013信大USR
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17 信州大学は、全国遺跡資料リポジトリ・プロジェクトに参加し、長野県内の発掘調査報告書のうち約2400冊を登録し、長野県遺跡資料リポジトリWEBサイトで公開しています。この冊数は日本一を誇ります。また、日本で唯一、県域を越えて山梨県の登録も行っています。 さらに、伝統と歴史を誇る信州大学には、数多くの素晴らしい文化資産があります。また、その保存にも力を入れており、多くの建造物が登録有形文化財として登録されています。(出動回数)ドクターヘリは昨年との比較で約1.3倍の出動実績をあげています長野県遺跡資料リポジトリWEBサイト3020010405060456789101112123フライトモデルが完成した信州製超小型人工衛星「愛称:ぎんれい」愛称「ぎんれい」の名付け親の皆さま 世界初の長距離可視光通信実験を行う、信州製超小型人工衛星「愛称:ぎんれい」が宇宙に飛び立ちます。 信州大学は、信州衛星研究会(主に長野県内の企業27社)と連携して、世界で初めて衛星・地上間の可視光通信を行う、超小型人工衛星の開発を2012年から進めてきました。各企業は得意の技術を提供し、信州大学が取りまとめ、組立、試験を行い、2014年2月には我が国の大型ロケットH-IIAにより種子島宇宙センターから打ち上げる予定です。LED可視光通信の新しい応用と県内企業の宇宙産業への展開が期待されています。信大発超小型衛星、いよいよ宇宙へ地域の文化・社会的資産を登録、保護石井鶴三の作品約2万点の調査・研究 2013年7月に長野県信濃美術館と地域連携協定を締結しました。長野県内の美術教育や研究・芸術文化振興などの総合的な連携を深めていきます。 これにより、信州大学が所有する旧制松本高等学校などの前身校から継承した絵画や彫刻作品などの資産や信州大学に寄贈を受けた石井鶴三作品などの調査・研究の推進が期待されます。また、学芸員の養成、美術教育の充実なども期待されます。美術教育や研究・芸術文化振興での地域連携 医学部附属病院では、都道府県がん診療拠点病院として、さらなるがん診療の充実と提供を目的に、手術、化学療法、放射線治療を集学化、長野県のがん医療の診療、教育、研究の拠点となる「信州がんセンター」として機能強化を図りました(2013年4月)。 2011年10月に運航を開始した信州ドクターヘリ松本は、2011年10月~2012年3月、175件、2012年4月~2013年3月、460件の出動実績を残しました。また、2013年4月~10月では、336件の出動回数となっており、昨年との累計(4月~10月)比較で約1.3倍と、着実に実績を上げています。がんセンターとドクターヘリ、高度地域医療の提供繊維学部講堂(旧上田蚕糸専門学校講堂)教育学部書庫(旧長野県庁書籍庫)23年度24年度25年度愛称「ぎんれい」の名付け親の皆さま

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