2013信大USR
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特集3信州を未来へつなぐ、人材育成と課題解決拠点 10複雑化する地域課題を解決し“地域の経験知”と“大学等の知”の融合を図る人材育成拠点、「信州アカデミア」の設置。「地域戦略プロロフェッショナル」をを育成成するる地域人材育成事業 具体的には、中山間地の経済産業活動、自然と産業の両立、芸術と経済活動の両立など、信州のアイデンティティや生活・文化・産業基盤の継続に関する喫緊の課題にスポットを当て、地域との対話を通じて(※1)Center of Community(※2)日本経済新聞社産業地域研究所2012年度・2013年度「大学の地域貢献度に関する全国調査」 大学COC(※1)事業として文部科学省が募集した2013年度「地(知)の拠点整備事業」に採択されました。 全国319件の応募の中で、52件(全国38都道府県エリア)の採択の一つです。 この話題の事業は、大学等が自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める取組みを支援することで、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としています。 地域貢献度大学ランキング総合1位(※2)でもある信州大学は、信州の複雑化する地域課題を解決するため、“地域の経験知”と“大学等の知”の融合を図る人材育成拠点『信州アカデミア』事業を進めます。自治体は、災害に強い森林づくり指針を設けていますが、その策定には、専門調査はもとより、“地域の経験知”と“大学等の知”の融合が必要となります。将来のあるべき姿と課題を設定します。そして、課題解決に寄与する知を学習プログラムとして研究開発し、これを「地域戦略プロフェッショナル」を育成する地域人材育成事業として展開します。地地域課題題を通じじじてて、、学学問問とと社社会会会ののつつながりをを強める 初年次では、学内の地域志向教育に活用し、自治体担当者や地域戦略プロフェッショナルらを講師とする地域課題実践授業を導入します。 高年次では、分野横断的な学習を促進するプログラム(高年次教養力強化プログラム)を開発し、学際性を高め、地域・社会と学問のつながりに対して深い理解を持つ人材育成につなげます。

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