繊維学部_感性工学課程
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信州の地を起点に、広がる感性というこれからの豊かさ。感性産業の振興を目的とする組織として、平成17年5月に信州大学繊維学部感性工学課程と行政と産業界の方々が集まってできたのが長野県感性産業研究会である。信州から、感性産業を広めることにより、より豊かな社会の発展を図ることを目指し、感性価値の創出と評価、感性価値の評価指標の作成、感性商品の開発、感性産業の起業化支援、感性産業の広報と啓蒙などの活動を信州大学繊維学部感性工学課程とともに行っている。その一つの取り組みが、感性価値の評価指標である「感性マーク」の普及活動。このマークを通し感性価値に対する意識の啓蒙活動を展開している。そして、現在、感性マークは、感性価値の創造を大切に考えた商品やサービスの普及を応援する個人・法人・団体の意思表示として利用され始めようとしている。さらに、将来においては、商品とサービスに対する評価として、マークの商業利用も見据えている。感性価値が高い商品・サービスとして評価されたことを、直接的に表現する印として当マークが広く一般に普及した時、おそらくこの社会は感性価値に支えられたもっと豊かな社会になっているはずだ。未来に向けて、信州という地を起点にした感性のウェーブが今、全国へと広がり始めている。長野県感性産業研究会「地域発、新しい時代の価値創出へ」http://www.kanseisangyo.org/blog/次の発展に向けた事例10®▲感性マーク21

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