2013理学部
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在校生からのメッセージ片桐 裕大学院修士課程1年 化学科は, 身の回りのものに幅広く関係する化学の基礎概念を徹底的に習得できる学科であり, 新規物質の創成や発見, 未知なる機能の模索を通して社会発展に貢献する学問です. また, 信州大学は学生の自主性を尊重する学風なため, 大学の講義では多くのことを学ぶことができ, 最近では理数学生応援プロジェクトが実施されました.これは, 自主参加型で授業での高度な実験・実習に加え,自らで実験の計画をし, 実行して成果を発表する形態をとっています. 私もこのプロジェクトに参加したため, 4年生以降各研究室で研究を進めていくときの大きな経験となり, 研究を自らの手で進めていくための基本を学べたと思っています. 化学科は少人数であるため, 同学年はもちろんのこと,先輩や後輩とも繋がりが濃くなります. 私は先輩方と知り合うことで, 授業中にわからなかった箇所を先輩から教わりましたし, 私が先輩になり, 教える立場になったときは、教えることで知識の定着がはかられ, 相互に良い影響が得られる環境となっていると感じました. 化学の好きな人はもちろんのこと, 身近な現象に興味がある方は, ぜひ化学科に来て, 自然現象を自分の手で解明しましょう.橋戸 千怜学部4年 化学に初めて興味を持ったのは, アンモニアの噴水実験を見たときでした. 小さい頃から物質はどのような物からできているのか, 身の回りで起こる現象はどのうようにして起こるのかということに興味があり, 信州大学の化学科に入学しました. 大学で習う化学は, 高校までの化学とは異なり, 化学の知識だけでなく, 物理や生物の知識を利用した化学を習うことができ, とても勉強になります. こちらの化学科では担任制度があり, 教授に勉強の相談ができます. 非常に親身に相談に乗ってくださり, 勉強に関する不安や焦りを乗り越えるのに必要なアドバイスをしてくださいます.化学科22

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